10日、めざましテレビ
2001年の司法制度改革で国民が十分な法的サービスを受けられるよう
2010年ごろに司法試験合格者を3000人にしようという制度の改革が行われ、
2006年「新司法試験」がスタートした。
今年は、目標3000人に対し、
合格2074人と政府目標を大幅に下回った。
新司法試験の合格率は、
2006年 48,3%、2010年 25,4%
法科大学院修了(社会人、法学部出身者以外も対象)を経て司法試験を目指すことになったが
法科大学院全74校中
○合格者50人以上 11校
○ 〃 1けた台 33校
○ 〃 ゼロ 2校
以上のように法科大学院の2極化が進んでいる。
全ての法科大学院は養成機関としての役割を果たせないでいる。
この原因について、法科大学院の乱立、不十分な教育体勢、
学生の質の低下が指摘されている。
2018年ごろまでに法曹人口を従来の2倍以上の5万人にするという目標を
達成できないのでは・・。
しかし、新司法試験をパスし修習を終える予定の修習生43%が就職先が未定。
就職難が強まっている。
将来像の見直しが急務となっている。