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枝野官房長官から学べる10のこと:危機管理広報の視点から

2011-03-18 23:04:13 | 報道/ニュース
  the Public Returns - 続・広報の視点より



  広報の分野において重要なものの一つが、有事の際の危機管理広報。
  対応を誤れば、顧客のみならず社会全体を敵に回してしまうことになります。
  今回の枝野官房長官の対応の姿勢が、
  危機管理広報の観点から素晴らしいので、
  その理由をまとめてみました。

  1. しっかりとした口調で、ゆっくりと、文節を切りながら説明する。
  2. 原稿を読まずに自分の言葉で話す。
  3. 記者を指名する際、回答する際に目を見て答える。
  4. (放射能漏れしているなどの)可能性を否定せず「可能性はあるが」と受け止める。
  5. 専門家の判断が必要な部分については、その旨を述べつつ、自らの見解を示す。
  6. 誤解が起きそうなところを繰り返し、説明する。
  7. 最大の関心事といえる放射能の身体への影響についてきちんと説明する。
   (数値だけではなく、放射線を浴びた時間が健康に影響を与えることの説明など。
    「毎時」が省略されている場合がある)。
  8. 質問に対して回避的な答えはせずに、事実ベースでできる範囲の回答をする。
  9. スポークスマンとして常に登場する。
 10. 国民一人ひとりができることを具体的に説明する
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