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「お盆までにはきれいに」墓地がれき撤去進む

2011-08-05 16:18:44 | 報道/ニュース



  8月4日 めざましてれび


  お盆の前に宮城県石巻市の墓地でボランティアががれきの撤去作業を行なった。
  東日本大震災で発生した大量のがれきについて、
  被災3県の沿岸32市町村に環境省が聞き取り調査をおこなったところ、
  住宅地や避難所周辺のがれきは8月末までに
  各自治体の仮置き場に撤去できる見通しになったことがわかった。

             瓦礫量(推定/万t)   全体の撤去割合                    
  岩手県 宮古市     86 ほぼ完了    64%
       陸前高田市  87 8月中      76%
  宮城県 石巻市    616 8月中      21%
       東松島市   166 ほぼ完了    33%
  福島県 いわき市    88 ほぼ完了    42%
       南相馬市    64 8月中      47%

  岩手・宮城・福島3県合わせて推定量2262万tの瓦礫が発生したが、
  撤去が完了したのは約45%である。
  
  環境省が示すがれき処理の流れで、
  8月末までに生活圏がれきを撤去という目標については実現できそうだが、
  生活圏以外も含めて来年3月末までに全てのがれきを撤去いう目標はどうなのか。
  土地所有者の手続きなどで時間をとられるというところがまだまだある。
  
  がれきの再利用
  木くずー木質ボードやボイラー燃料
  コンクリートくずー復興資材として活用
  津波堆積物ーセメント材料

  可能な限り再利用され、再利用できない廃棄物は最終処分場へ送られる。
  2014年3月末までに分別・リサイクル処理後最終処分場に埋め立てる。

   
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