8月26日 めざましてれび
26日発行のアメリカの科学誌サイエンスの表紙は
HAYABUSA Dusut from ;Itokawa
探査機「はやぶさ」の持ち帰った微粒子の分析の成果が続々と発表される。
探査機「はやぶさ」が微粒子を持ち帰った小惑星「イトカワ」は、
壊れた星のカケラが寄り集まって出来たことが宇宙航空研究開発機構などの分析でわかった。
26日発行のアメリカの科学誌サイエンスが特集で関連論文6本を掲載している。
小惑星「イトカワ」は、
45億年前誕生、もともとは直径約20kmの天体だったことがわかった。
この天体が別の天体と衝突しバラバラになり、
その一部が集まりナガワ500mほどの「イトカワ」になったとみられる。
小惑星「イトカワ」は重力が小さく、
表面の物質が宇宙に飛散し続けてどんどん小さくなり、
10億年後、消滅すると推定される。
45億年前の元の天体が太陽系の惑星初期状態であることから、
研究者は、
太陽系の起源に迫れると期待をしている。
探査機「はやぶさ」の持ち帰った微粒子は、
海外の学者からも「分析したい」と希望が多く、
宇宙機構は研究テーマを募り、
微粒子を配る予定である。
26日付の同じ雑誌にはこんな発見も発表される。
地球から4000光年離れた銀河系の中に、
直径は地球の5倍程度でダイヤモンドと酵素だけで出来た星があるとみられることが、
オーストラリアなどの国際研究チームの観測でわかった。