8月16日 めざましてれび
グーグル
インターネット検索世界最大手
モトローラ・モビリティ
アメリカの通信機器大手
スマートフォン世界シェア8位
アップル
2011年4~6月期
スマートフォン世界シェア1位(ノキアを初めて抜く)
株式時価総額も世界一(約25兆9600億円)
インターネット検索大手グーグルは、15日、
アメリカ携帯電話メーカーのモトローラ・モビリティを買収することで合意したと発表した。
買収額は総額125億ドル(約9600億円)とグーグルの買収案件としては過去最大となる。
ライバルのアップルはiPhone,iPadで攻勢をかけていて存在感を示している。
アップルはiPhoneが自社生産していて、その高い操作性が評価され、
スマートフォンでは世界一位になった。
グーグルは、グーグルが開発した基本ソフト“アンドロイド”を提供し、
これを韓国・台湾の端末メーカーが製造している。
アンドロイドの世界シェアは伸びているが、使い勝手の向上に限界があり、
モトローラ買収で自社生産に踏み切る。
端末を自前にすることで使いやすく高機能な機種をタイミングよく出せるようになるが、
アンドロイドの提供を受けて端末製造していた企業が離れていく可能性も指摘されている。
グーグルが自由に端末を開発できると、
iPhoneのようなネットサービスと一体になった世界モデルの端末が
日本市場を席巻する可能性があり、
これによって日本メーカーは世界の流れから孤立するおそれもある。
日本の携帯ビジネスの再編にもつながってくる可能性もある。