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奈良県が宿泊代を割引

2015-06-21 17:40:34 | 経済フロントライン

6月13日 経済フロントライン


3つの世界遺産と200点以上の国宝がある奈良県。
しかし奈良県は去年
全国で宿泊客数がワースト1位だった。
(観光客)
「泊まるのは京都。」
「京都のついでに足を延ばして奈良まで行くイメージが強い。」
「奈良に泊まる発想はあまりない。」
危機感を抱いた奈良県は動き出した。
総額2億5千万円をかけたキャンペーン。
独自サービスを考え出した宿に対し県が補助金を出す。
宿が1人1泊あたり最大5千円を割引する仕組みである。
(観光産業課 栗田晃治課長補佐)
「宿泊施設もより高いおもてなしの意識とか持っていただいて
 一体となって宿泊客を増やせられるように頑張っていかないといけない。」
キャンペーンに参加している明日香村の宿の1つ。
築100年以上という古民家を改装した民宿。
家具や調度品はこの家に残っていたものをそのまま使っている。
(農家民宿とまりゃんせ 恵良容子代表)
「うちは農家をしているのでちょっとユニークな滞在になると思う。
 ぜひ泊まっていただきたい。」
この宿独自のサービスは地元の有機野菜などを使った料理。
宿のご主人が山で仕留めたイノシシで
夏に合わせてイノシシ肉の冷しゃぶ。
一方 奈良市中心部にあるホテル。 
朝食に蘇(そ)
蘇(そ)とは平城京の貴族が食べていたと言われる日本最古の乳製品で
ホテルで再現した。
牛乳を12時間弱火で煮詰めた後冷やして固める。
(奈良パークホテル 山脇通成支配人)
「奈良へお泊りいただいたときに貴族の気分を味わっていただこうと。」
さらに支配人が案内してくれたのが夕暮れの東大寺二月堂。
「これを皆さん方にお見せしたかったんです。」
奈良市内の夜景が楽しめる。
地元の人もあまり知らない穴場だと言う。
「泊まっていただかないと味わえない景色になっております。」

 

 

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