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再生回数2億回!ドリブルの達人

2020-02-07 07:00:02 | 報道/ニュース

1月20日 NHK「おはよう日本」


個人でSNSに投降した動画の再生回数が合計2億回を超えるなど
高い関心を呼んでいるかたがいる。
かつては日本フットサルリーグの選手で
引退後ドリブル専門の指導者として活動を始めた。

サッカーに取り組む子どもたちが熱いまなざしを送るのが
岡部将和さん(36)。
ドリブルに特化した教室を全国各地で開いている。
小柄で細身の体から繰り出される変幻自在のテクニック。
多くの少年少女たちがその神わざの虜になっている。
「人間じゃないみたい。」
「岡部さんみたいになりたい。」
サッカーの現場では長い間ドリブルを感覚的な指導に頼ってきた。
岡部さんは
なぜ抜けるのかを徹底的に追求し
相手を抜くための独自の理論を作り上げた。
その理論。
相手が足を伸ばしても届かない距離を保つ。
その周りを弧を描くようにボールを持てば
相手に取られることは絶対にない。
さらに
ゴールと相手・自分を一直線に結ぶ角度を180度とした場合
この角度が135度90度と小さくなればなるほど
ヨーイドンでドリブルを仕掛けた時
後ろ向きの相手を振り切れる可能性が高まるというのである。
ドリブルで抜けるようになる勝利の方程式は
 相手の足が届かない「距離」×ヨーイドンで勝てる「角度」
(岡部将和さん)
「うれしかったですね。
 ああ これでドリブルに感情論とかを入れずに
 今まで抽象的だったもの
 感覚とされてきたものが可視化できたという
 喜びはありました。」
岡部さんは自らの理論をより広く知ってもらうため
抜き方のスキルや解説動画などをSNSで発信している。
(岡部将和さん)
「1日1個は動画を必ず作ってます。
 月30本。
 ティックトックだと月200本。」
動画は拡散され
世界各地から指導の依頼が舞い込むようになった。
さらにプロ選手からも岡部さんに直接指導を受けたいという依頼が相次ぐようになった。
その1人が現在ベルギーで活躍する小林祐希選手。
日本代表の経験もある選手である。
いまや各地から引っぱりだこの岡部さん。
ドリブル教室の最後には必ず生徒たちと対戦するようにしている。
そこには岡部さんの大事なメッセージが込められている。
「どんなに怖い場面であってもチャレンジした先に成功あがあると思うから
 ミスってもいいからチャレンジしよう。」
ドリブルを通して人生に挑戦する勇気を育てたい。
岡部さんの願いである。




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