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さらばニューヨーク?

2021-03-20 07:23:22 | 報道/ニュース

2021年3月4日 NHK「おはよう日本」


経済や文化の中心地として人々を魅了してきたニューヨーク。
コロナ禍でその姿が大きく変わりつつある。
5年前中心部近くの集合住宅で暮らし始めた男性。
2LDKで家賃は約30万円。
自宅に近いIT系の企業で働いているが
ほぼ毎日在宅でのテレワーク。
好きなミュージカルも休演で見られない。
憧れの町だったニューヨークを離れ郊外に家を買おうと考えている。
(クリストフさん)
「楽しめることが何もないのに
 高い家賃払ってニューヨークに住む理由はありません。」
いま人気が高まっているのが郊外の一戸建て住宅である。
中心部から車で25分ほどの場所にある物件。
この日は20組以上が内覧に訪れた。
(内覧に訪れた人)
「公園が近くにあり
 ニューヨークに行くのに便利なところを探しています。」
庭に面したリビングルーム。
3つのベッドルームや地下室など全部で8部屋ある。
これまでの相場より2割ほど高い5,800万円余と強気だが
自然に囲まれた環境が好まれ
すぐに買い手が決まったという。
(不動産業者 マネージャー)
「郊外の住宅任期は今後も続き
 多くの人がニューヨークから移住するでしょう。」
都心離れが進むニューヨーク市。
去年人口は7万人減少した。
不動産会社の調査では1月時点で
中心部マンハッタンの物件は1万2,000室余が空室となり
1年前の倍以上に増えている。
このため不動産会社は破格ともいえる条件で借り手を見つけようとしている。
約90㎡の集合住宅。
去年出来たばかりだが
月々の家賃を約25%値下げ。
さらに入居から3か月間 家賃は無料にした。
それでも100部屋余のうち8割以上で借り手が見つかっていない。
(不動産会社)
「供給が上回っていて
 歴史的な空室率の高さになっています。」
(財政政策研究所 シャインデさん)
「今の状況が続けば数十億ドル規模の財源不足になる恐れもある。」




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