きょう13:30に、吹田市の市民グループが、三中の図書館の見学視察に来られました。
学校図書館の司書を法律では、「学校司書」と呼びます。
箕面市では、1992年から学校司書が配置され始め、1998年には市内全小中学校での配置が完了しました。
吹田市は、まだ全校配置になっておらず、一人の学校司書が二校を兼務したりしています。
箕面市の学校司書はすべて市の職員であり、箕面市が図書館教育、読書活動の推進に力を入れてきた結果、さまざまな点で他の市町村ではみられない充実ぶりが、随所に見られます。
箕面市にずっといると、なかなか気がつかないですが、次のような利点があります。
①市立図書館との蔵書共有システムがあり、自動検索機がある。
②学校にない本でも、市立図書館からの配本を受ける。
③常に学校司書がいるので、いつでも本の相談に応じてくれる。終日開館している。
④可能な限り、書架や机は木製を使い、温かな雰囲気を出している。入口から中が見えるガラス張りになった開かれた図書館になっている。
⑤こんな本がほしいという子どものニーズに応えるため、年に1.2回でなく、随時購入できる。
⑥新聞や雑誌、地域のフリーペーパーなども置いている。
⑦予約ができる。蔵書にある本は予約しておくと順番がまわってくる。蔵書にない本は、リクエストに応じて購入される。
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箕面市の学校図書館には、このような強みがあります。
この強みは、「機能」です。たんなる部屋ではありません。それが、図書室と言わず、図書館と呼ぶゆえんなのです。