三中恒例の部活動対抗駅伝大会を、昨日2月10日の放課後に行いました。
この冬最大と言われる寒波が押し寄せた寒空のもと、陸上部、テニス部、卓球部、バレーボール部、サッカー部、水泳部、バスケットボール部、野球部、バドミントン部、吹奏楽部の1・2年生が参加しました。
また、西南小陸上クラブも参加し、女子の部は計24チーム、男子の部は計20チームが、グランドトラックおよび校内路、校外外周路を使い、しのぎを削り、速さを競いました。
結果は、女子が優勝陸上部A、準優勝陸上部B、3位テニス部Aとなりました。
男子は優勝陸上部A、準優勝野球部A、3位バスケットボール部Aでした。
私学入試を終えた3年生も、たくさん応援と観戦に集まってくれました。
保護者のみなさんも、お忙しいなか、また寒いなか見にきてくださり、ありがとうございました。
開会式での私のあいさつを、ご紹介します。
--------------------------------------------
お正月には、毎年恒例の箱根駅伝がありました。この駅伝は大学対抗で行いますが、今年も青山学院大学が総合優勝しました。
さて、この箱根駅伝には、名物監督が何人かいます。その中から今日は、駒沢大学の大八木弘明監督をみなさんに紹介します。
彼は選手の生活管理を徹底的に行って、選手の意識改革を促しました。
その結果、チームは劇的に変わり、駒澤大学は強いチームになりました。
こんなエピソードがあります。駒澤大のある選手が箱根駅伝の9区を走っていましたが、彼は腹痛と下痢に前の日から悩まされていました。
その彼が先頭の山梨学院大のランナーの後を追って走っていたとき、大八木監督がスピーカでどなりました。
その選手は一気に加速して、あっという間に山梨学院大を追い抜きました。あとで、その選手が言うには「大八木監督の声が聞こえたとき、反射的に体が動いた」と。
その大八木監督は言っています。「現在は科学的なトレーニングが全盛で、精神論は古いと思われている。
しかし、科学的トレーニングはレースがスタート するまでにしておくべきことです。レースが始まれば勝負を決めるのは精神です。人を動かすのは、情熱と本気である」。
みなさんも、今日は、情熱と本気で今日の部活動対抗駅伝に臨んでください。ドラマを見せてください。
---------------------------------------------
グランドで、出場生徒たちはうなずきながら聞いてくれていました。
まさしく、三中生は情熱と本気で駅伝に取り組んでくれました。
生徒たちのたのもしさを感じた第20回駅伝大会となりました。