箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

作家がやってきた

2017年02月10日 09時12分10秒 | 教育・子育てあれこれ


昨日は、2年生を対象にオーサー・ビジットを行いました。

オーサー・ビジットとは、本の作者(オーサー)に学校を訪問してもらい、、個性にあふれた授業をしてもらう、読書の取り組みです。

オーサーには、山本弘さんにきてもらいました。彼は「ニセ科学を10倍楽しむ本」などの著書を書いている、プロのSFファンタジー作家です。

三中の図書館の蔵書のなかにも、彼の著書はたくさんあり、貸し出し数も多くなっています。

事前に2年生には、山本さんからのアンケートに答えていました。

例えば、「血液型で、人の性格がわかる」や「ゲームをやり過ぎるとゲーム脳になる」に対して、信じている、やや信じている、知らない・わからない、やや疑っている、信じないの5者択一で回答しました。

大人も信じている「科学」が、じつは「ニセ科学」であることを科学的に説明したり、「ニセ科学」とはどういうものかについて、スクリーンに映しながら説明をしてくださいました。

三中生のアンケート結果で、少し驚いたのは「 超能力は存在する」に「信じている」と答え、かなり多くの生徒が「ニセ科学」を信じていることでした。

体育館で授業をしましたので、寒かったですが、生徒たちには、興味をそそられる話でした。