人間、ときには緩和が必要です。
先日、業者にきてもらい、三中のピアノ3台を調律してもらいました。
いつもピンと張ったピアノの弦だと、息切れしてしまいます。
そこで、ピアノの弦は少しずつゆるんできます。
これは、弦が緊張を緩めようとするからです。
緊張と緩和。このバランスが大切です。
たしかに、2月11日の駅伝大会のブログで書いたように、生徒たちが、ここぞというときには、情熱や本気は大切です。
しかし、人間の心は、緊張感やテンションの高い状態を保ち続けると余裕や遊びを失い、まわりとの調和ができなくなります。
まわりとの調和を欠くと、うまくいかないのは、他者に原因があるととらえがちになります。
そして、友だち関係や人間関係の不協和音は、ますます広がり大きくなります。
毎日の学校生活を送る中で、乱れが生まれてくる心のバランスを、意識してとりもどしていくようにしたいものです。
おとなは、子どものこころのようすをよく見守りたいのです。