箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

だれかのために

2021年07月04日 08時18分00秒 | 教育・子育てあれこれ


AKB48は「誰かのためにプロジェクト」を展開しています。

これは、2011年3月11日に起こった東日本大震災での被災地支援プロジェクトです。

募金活動やミニライブの提供、握手会の開催など、ずっと活動を継続しています。

キャンペーンソングには、「誰かのために -What can I do for someone?-」や震災復興応援ソング「掌が語ること」があります。

「私たちにできることは、子どもたちを笑顔にすること」という想いが込められています。また、これからも被災地への支援活動を継続していくAKB48グループの意思を込めて作られた曲です。

じっさい、私も思うのですが、学校の教員なら、子どもの輝く笑顔を見てうれしくない人はいないでしょう。

また、子どもの成長を感じて、親御さんが喜ぶことも、教員の喜びになります。

とくに、子どものことを真ん中において、教師と保護者で協力しあい、子どもを育ててきた関係にある場合は、子どもが成長した結果に接するとき、喜びはひとしおです。

教職を通じて実感するのは、「だれかのために活動することは、自分のために活動するよりも価値がある」ということです。

自分のことはどうでもいい、自分のことは犠牲にしてでもというメッセージではないです。

そうではなく、他者が喜ぶことが、同時に自分の喜びとなるのです。この経験則を、教職につく人には知ってほしいと思います。



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