コロナ禍で大学が休みになり、オンライン授業を受けていた間は、学生は窮屈な生活を強いられました。
家にいて、画面に向い受講するのが長くなると、キャンパスに行って友だちといっしょに授業が受けられない生活は長くなると、自分の存在感が確かめられない学生まいました。
その空虚感が高じると、「消えてしまいたい」とか「死にたい」ともらす学生もいました。
そして、3年が経ち今は対面授業が行われています。
オンライン授業も残しつつ、キャンパスに学生の姿が戻ってきています。
しかし、わたしは大学生と授業で接していて、そのようには思いません。
ちょっとした言葉かけで刺激をすると、軽く背中を押して、その気にさせると、驚くほど話し始め、自己を表現しはじめます。
さらに、いまの学生は以前より発想が豊かで、しばられない自由さをもっています。
たとえば、男性と女性以外に性的少数者も理解して受け入れます。
高齢者や中年の人の方が、寛容さに欠けることも多いと、わたしは思います。
授業の講義の一部で、ベアワークやグループワークをします。
すると、笑顔で嬉々としてコミュニケーションを交わす学生が多くいます。
学習の課題に対しても、熱心に取り組み、ときにはわたしが思いつかないようなやわらかな発想で柔軟に学習に取り組む。
それが今どきの若者です。
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