スーパーやコンビニのレジで待つ時間が長いと、イライラする人が多いのが日本です。
前の人がモタモタしていると、後ろから「あーぁ!」というため息が聞こえてくることもあるのが日本です。
その点、ヨーロッパ等の国の人は、待つことにとても寛大・寛容です。それどころか、レジ担当の人と話しこんでも、だれもが顔をしかめることなく待ちます。
コンサートや展覧会に長蛇の列ができても、みんながじっと待つのが西洋式流儀です。
ただ、最近の日本では、長い列ができてもじっと待つ若い世代が多くなったと感じます。
私も先日、ライブの列に若い世代といっしょに並びましたが、文句一つを言わずみんなじっと待っていました。
「じっと待つ」の根底に流れる考えは、「だれもが完璧ではない。欠点を含め、自分も他人も受け入れる。理解できないことは話し合う」だと思います。
ただ、日本の場合は、「話し合う」ことをほとんどしません。それよりも、相手が察することを求めるのです。
「空気を読めよ」と不満がたまり、それが爆発すると、「キレ」るということになります。
「じっと待つ」の根底に流れる考えは、「だれもが完璧ではない。欠点を含め、自分も他人も受け入れる。理解できないことは話し合う」だと思います。
ただ、日本の場合は、「話し合う」ことをほとんどしません。それよりも、相手が察することを求めるのです。
「空気を読めよ」と不満がたまり、それが爆発すると、「キレ」るということになります。