中学生の保護者にもさまざまなタイプがあります。
その中でも、子どもに完全を求める親について、今回のブログで述べます。
完全を求める親とは、「べき親」です。
これができるべき。
こうやるべき。
ここまでやるべき。
こうすべき。
このように、「べき」で子どもに迫ると、子どもは窮屈に思い、ストレスを感じることにもなります。
10点でなくても、7点ぐらいでいいと考え、実際にものごとは10点満点が必要なことは、ふつうありません。
子どもの未熟さ、不完全さにおおらかに接しましょう。
また、子どもに完全を求める親御さんは、往々にして、問題点をストレートに指摘しがちです。
たしかに、正論、正しいことを言っているのですが、子どもは心に直球で突き刺さります。
そうなると、中学生は素直に親の言葉を受け取れません。
そして正しいことを言っているのに、子どもは言うことをきいてくれません。
今から、意見をしようとする前に、まずどう伝えようかを考え、親として、なぜそれが問題だと思うのか、どうしたらよくなるかという言い方をします。
その際、「あなたは(おまえは)・・・」という言い方でなく、「私は思うんだけど、・・・」のように、ズバリというのでなく、柔らかい雰囲気で伝えます。
すると、子どもはちがった反応をすることが多いものです。
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