教育専門員は、2,3年目の教職経験のある教員の授業を参観して、そのあと授業を振り返って、指導をします。
昼休みや放課後に職員室にいると、生徒が訪ねてきます。
学校にもよりますが、だいたい私の席は職員室の入り口に近いところにあります。
8校の中学校を回っていると、どこの学校もたいていは、「○年○組の○○です。○○先生はおられますか」とか「クラスボールを借りにきました」、「○○教室の鍵を貸してください」とやってきます。
そうすると、生徒の心情が伝わってくるのて、私は自然と体が動き出します。
職員室のドアを開ける前に、ためらいなく入ってこれる生徒もいます。
あふれんばかりの笑顔で入ってくる子もいます。
でも、中には、ちょっと緊張して、立ち止まってから、服装を正して、少しの勇気を出してから扉を開ける生徒もいます。
かなりの勇気を奮って、扉を開け大きな声を出している子もいます。
そんな中学生に言いたいことは、「扉は自分で開けるのだ」ということです。
何事も、じっとしていただけでは変わらないのです。
とにかく、やってみようと、自分から行動を起こすことが大切だと思います。
そして、勇気を出して、訪ねてきた子には、こちらも精一杯のレスポンスをしたいと思います。
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