箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

精一杯のレスポンス

2019年10月08日 09時26分00秒 | 教育・子育てあれこれ









教育専門員は、2,3年目の教職経験のある教員の授業を参観して、そのあと授業を振り返って、指導をします。

昼休みや放課後に職員室にいると、生徒が訪ねてきます。

学校にもよりますが、だいたい私の席は職員室の入り口に近いところにあります。

8校の中学校を回っていると、どこの学校もたいていは、「○年○組の○○です。○○先生はおられますか」とか「クラスボールを借りにきました」、「○○教室の鍵を貸してください」とやってきます。

そうすると、生徒の心情が伝わってくるのて、私は自然と体が動き出します。


職員室のドアを開ける前に、ためらいなく入ってこれる生徒もいます。

あふれんばかりの笑顔で入ってくる子もいます。

でも、中には、ちょっと緊張して、立ち止まってから、服装を正して、少しの勇気を出してから扉を開ける生徒もいます。

かなりの勇気を奮って、扉を開け大きな声を出している子もいます。

そんな中学生に言いたいことは、「扉は自分で開けるのだ」ということです。

何事も、じっとしていただけでは変わらないのです。

とにかく、やってみようと、自分から行動を起こすことが大切だと思います。

そして、勇気を出して、訪ねてきた子には、こちらも精一杯のレスポンスをしたいと思います。




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