中学生になると、いじめられていることを親に言えない子もいます。
いじめられていることは、親にも知られたくない。
そんなプライドのようなものを持つからです。
学校で友だちと楽しく過ごすにこしたことはないでしょうが、いまの子どもの世界は結構難しい場合があります。
同調圧力が強いので、ちょっとしたきっかけで、「空気を読まない」と揶揄され友だちグループから外されることもあります。
もちろん、学校としては、そんな友だち関係を脱して、つながり合う仲間関係を築こうとしますが、うまくいかないこともあるのです。
そんなときは、人の人生の中で学校は通過点に過ぎないと割り切ることも一つの方法です。
自分の好きなことを見つけ、それに没頭するのも一つです。
本を読むこと、イラストを描くことなど自分が没入できるものに打ち込めばいいのです。
教師も全力でその子を支えようとしますが、現状では、そういう応え方ができない人もいます。
支えようとする教師には頼っていけばいいです。
攻撃してくる生徒は、たまたまクラスや学年で同じ集団になったた人たちと考え、その人たちとの関係より、「自分は自分」と取り合わないことです。
また、周りの子は困っている子を見つけたら、そのままにしておかず、声をかけてほしい。
それだけで、ホッとでき、助けられたと感じることもあるのです。
学校の先生は、言葉にできないけど、悩んでいる子や困っている子に気がつく人でありたい。
そういうことを目指して、教師になったのだから。
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