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そもそも、子どもは地域や社会で育てるのが、日本での教育でした。
しかし、ここ10年間ほどは家庭教育や学校教育で子どもを育てるものという流れに変わってきました。
こども家庭庁が、2022年に発足し、こども基本法が成立した背景には、弱体化した家庭教育を立て直す意図が根底にあります。
「第3期教育振興基本計画」(文科省)では、Society 5.0を見据え、それに対応できる人を育てるための学校教育の役割を重要視しています。
そういった教育の流れをおさえていくと、学校教育がたいへん複雑化してしてきているのがわかります。
それとともに、学校に求められる役割が肥大化してきています。
ICT教育、プログラミング学習、DX、生成AIなどを取り扱うなど、ますます現場の多忙感が増大します。
いまは、一度教育の目的である「人格の完成」(教育基本法)にたちかえり、オーソドックスな社会人の育成をめざすという、児童生徒がゆったりとした学校生活を送るというシンプルな営みに戻すのがいいのでないかと、わたしは考えます。
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