恵理の日記帳

平凡な日々の中で、ささやかな出来事を書いています。

床の間に鎮座

2008-08-26 23:58:48 | Weblog
約20年前から、座敷の床の間に飾ってあるものがあります。

それは・・・



この挽き臼です(座敷に通ずる廊下で



凄く重みのある挽き臼で、普段の仕事で重いものを持ち慣れて(?)いる私でも「(持ち上げて移動させるのが)大変でした」

              

挽き臼には、懐かしい想いがあるのです。

私がまだ幼稚園にも入らない幼い頃のこと・・・
祖母は、時々、自宅の畑で収穫した蕎麦を挽いていました。

私は、挽き臼の間(真ん中)から少しずつ出てくる粉を眺めていました。

祖母は私に語りかけながら、ゆっくりゆっくり挽いていました。

そして、その粉で「蕎麦を打ってくれました」
祖母が茹でてくれた蕎麦は、本当に美味しかった

              

写真の挽き臼は、妹の(今は亡き)お義父さまが作ってくれた貴重な品なのです。

祖母が挽いていた石臼は「一体何処へ行ってしまったのでしょう?」

懐かしい・・本当に懐かしい遠い日の思い出

              

もうひとつ、床の間に飾ってあるものがあります。
(父が生前・・今から約30年前、購入したものです)



この石の置物も、挽き臼に負けないぐらいの重みがあります。

父は、よく「凄いだろう」と自慢をしていました


















コメント (4)
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