ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

雪のお出かけ

2010年03月09日 20時35分31秒 | レポート
恋人がサンタクロースだったり、つむじ風を追い越したりしてる皆さんこんばんは。

実は昨日よりこのブログを書いたりホームページ作成に活躍しているパソコンが壊れまして。

いよいよお別れの時が来たか・・いや、同型機種を手に入れて移植手術(ついでにクロック数も上げちゃいますよ?)とかいろいろ思案していたのですが
実は壊れていたのはパソコン本体ではなくACアダプタと言うオチでした。

アダプタを借りてきてとりあえずこうしてブログが書ける次第。感謝。

家に帰って安堵するのも束の間、本日は住居共有部分の掃除当番の日。
会社から帰って霙混じりの雪が次第に夜更け過ぎに雪へと変わったりして行く中掃除開始。
寒い。
掃除を終えて帰宅。

帰宅した当方を待ち構えていたのは灯油切れという現実。

・・・・なんてこったい。

とこの長い前置きからケンメリレポートが始まる。


びっちり積もってます。

こんな雪の日に出かけるとか雪が好きとか運転が好きとかじゃなくて
ただの馬鹿
としか思えない。
駐車場はこんな状況だが道路はまだ積もってはいない。
が、こんな状況下、ましてや曇り止めやエアコンのないケンメリで行くのは話題作りだとしたら実に愚かしい行為。
だが灯油切れという現実はどうにもならない。

歩いて買いに行くことも不可能ではないが、この雨の中18リッター満載したポリタンクを抱えて歩くのはジェド豪士も勘弁なはず。

ということでポリタンクをお供にケンメリで出かけるわけだが、ご覧の通り雪がカバーに積もっておりこれらを振り払う余裕はない。


そんなわけで断腸の思いで雪を載せたままカバーをたたむ。
丸める度にミシッミシッと雪の軋む音。
音だけでなく重量も相当なもので、この状態からトランクへ入れるまで結構な労力を要した。
明日腰に影響がでなければよいが。


ポリタンクを助手席足元に載せて自分もケンメリに乗り込む。
流石に今回はエンジン始動に手こずり、3回セルを回してやっと初爆が来た。
アクセルを調節しながらなんとかアイドリングを固定。
窓には即雪が積もりワイパーを動かすとあっという間に雪の塊が作成される。
エンジンが温まり始めたところでゆっくりと動かす。
既に積雪は数cm(しかもシャーベット状)でステアの感覚が軽い。
スロープも慎重に降りて公道へと出る。

夕方のこの道はやや渋滞気味。


ワイパーの下のほうに雪の塊が蓄積されいきなりワイパーが変なことになっていたので
赤信号のタイミングで雪をどける。
「ちくしょう、なんで俺ばっかり」
とダイハード2のマクレーン気分に浸ってみたり。

家から一番近いセルフのスタンドへ無事に到着。
ちなみに既に視界はゼロ状態。

リヤガラスにも湿り気をたっぷり帯びたシャーベットが載っかっており


給油口の蓋にまで。

こんな状況下でケンメリで出かけちゃう俺カッコイイ!
とか頭のネジが緩みまくった思考は全く無く、どっちかというと先述のマクレーン状態。
ケンメリに感謝の気持ちでハイオクを満タンに入れた後は、目的の灯油を補給。
かじかむ手で灯油を入れ終わると今度は助手席とリヤシートの間に固定するようにポリタンクを置く。
フロントガラスもデフロスターがかろうじて効いている範囲を必死に見ながら家路を急ぐ。
ちょぼちょぼ走っているとアイドリングがすぐに不安定になるので、アクセルは吹かし気味で。
左右、後方、あまつさえフェンダーミラーまで雪で視界が取れないので、バイクや歩行者が
いても止まれるような速度で交差点を曲がる。(いやいつも心がけてますが)

直線道路で少しアクセルを強く踏む。こんな天候下でもエンジンは調子が出てきたようで
視界さえクリアならやはりケンメリで運転するのは楽しい。
最後に自宅駐車場へ向かう交差点でシフトダウンのタイミングが少し遅れややオーバースピードになったため
ブレーキを踏むが一瞬効かない。
ハッとするが周りに車はなかったので、特に大ごとにはならなかったがいつもよりは大回りする形で
交差点を曲がっていった。
無事にここまで来れたので最後の関門は駐車場。

出掛けから帰ってくるまで15分ほどだが状況はかなり滑りやすくなっている予感。
スロープを駆け上がる際にも若干スライドというか空転したような気がしつつ、車庫入れ時の
ステア操作は行きの時より遥かに軽い。
慎重に慎重にバックし、後方視界が殆ど効かないので対面の車と位置合わせをしつつ駐車完了。

無事に帰ってこれた。

ポリタンクを下ろし、トランクを開ける。
雑巾で気休め程度にリヤガラス、トランク、そしてルーフに積もった雪を取り除く。
その上にこれまた不本意ではあるが雪のぎっしり詰まったボディカバーをかける・・・
と、トランクからカバーを出そうとするが持ち上がらない。
生半可な姿勢では動かない(マジ)
立ち位置を変えて、靴が滑らないようにしてからもう一度持ち上げる。
持ち上がったはいいが今度はトランクが閉められない。
なんとか工夫してトランクを締めてその上にカバーを置く。
結構な重さなので意外とトランクに入れていたおかげでトラクションが稼げてスリップを防げたかも・・と思ったのは家に帰ってからのお話。


このままかぶせて平気なの?ってくらい重く雪が詰まっている。
裏地はとりあえずは乾いていたのだがボディ自体既にシャーベット雪でびしょびしょ。
寒さと降り続く雪で雑巾がけも殆ど役に立たず早々に諦めてカバーをかける。
その際には中の雪はできるだけ祓っておいたが明日の朝はどうなることやら・・・

こんなオプションも欲しくなったり。


次の晴れ間は絶対洗車!を胸に誓いつつ灯油を持って家へと向かった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする