緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

六本木三丁目東地区プロジェクトの進捗状況 2014年11月27日

2014年12月14日 08時01分00秒 | 再開発・港区


六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業 工事進捗率15% 2014年11月27日
東京地下鉄南北線の六本木一丁目駅前、首都高速都心環状線の谷町ジャンクション前の再開発工事です。以前のこの場所には六本木プリンスホテルの敷地と、日本IBM本社ビルが建っていたのですが、現在は更地になって工事が進められています。再開発施設は延床面積約20万㎡と、すぐ近くにある六本木ヒルズや東京ミッドタウン並みの規模となっていて、業務×住宅×商業の大規模複合開発となります。この都市再開発は住友不動産株式会社が担当しています。

再開発施設の概要
再開発施設の面積は約2.7ha、高さ約249mの業務棟(40階)、住宅棟(27階)、商業棟(3階)の3つの施設で構成される大規模複合開発となっていて、前述の通り延床面積約20万平米(約6万坪)を誇る住友不動産のフラッグシッププロジェクトとなります。大手不動産業者である住友不動産は、すぐ脇に立っている泉ガーデンタワーの高層ビルも所有しています。

高低差のある地形的な特性を活かして施行区域を南北2つの街区に分け、低地側の「北街区」には商業施設を、丘陵地帯の高台側の「南街区」には業務棟と住宅棟を建設します。また地域貢献の観点から、災害時は一時避難場所としても活用できる複数の広場が設置されます。

再開発事業の主な特徴
1.延床面積約20万㎡、隣接する「泉ガーデン」と並ぶ、“住友不動産最大級のフラッグシッププロジェクト”
2.施行区域約2.7ha、新たな駅前拠点となる業務×住宅×商業の大規模複合開発
3.業務棟・住宅棟は免震構造、オフィス基準階貸室面積約1000坪、無停電対応などBCP対策を強化
4.歩行者の利便性向上のため、 「六本木一丁目」駅西口改札を新設、六本木通りと駅とを結ぶ地下連絡通路や地下鉄駅前広場を整備
5.通常は憩いの場、災害時は一時避難場所として活用する緑豊かな広場を敷地内に設置
6.敷地外周部の道路拡幅や歩道状空地の整備、電線の地中化などを実施



計画概要と整備計画
施行者 六本木三丁目東地区市街地再開発組合
所在地 東京都港区六本木三丁目地内
区域面積 約2.7ヘクタール
建蔽率 約57%
容積率 約878%
階 数( 高 さ ) 北街区 商業棟 地上3階、地下1階(約10メートル)
          南街区 業務棟 地上40階(塔屋2階付)、地下5階(約241メートル)
                住宅棟 地上27階(塔屋2階付)、地下2階(約113メートル)
延べ面積 201815平方メートル
主な用途 事務所、住宅、店舗、駐車場等
住宅戸数 226戸
駐車場 414台

プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年10月28日
「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」“住友不動産最大級のプロジェクト” 建物本体工事に着手



六本木通りの「六本木四丁目交差点」から路地裏へ少し入ると、「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事現場前に出ることが出来ます。




この地域は、「麻布台地」と呼ばれている丘陵地帯の北端に位置していて、周辺の地面全体が傾斜している地形になっています。再開発工事は、傾斜地形の中で進められています。




再開発敷地の南側を通っている道路を歩いて、麻布台方向へ向かいます。既に高層オフィスビルの鉄骨の組み立て工事が始まっていました。




六本木通りに面した「北地区」の商業棟の建設現場を撮影しました。この場所に地上3階・地下1階建ての商業ビルが建設されることになります。




西側(麻布台側)へしばらく歩いた後、振り返って六本木通り側を撮影しました。




工事用フェンス越しに工事番場内を眺めてみると、急傾斜地形の中に工事用の足場や重機などが展開されていて、極めて難しい工事が行われていることが判ります。




工事用のプレハブ小屋を見上げて撮影しました。断崖絶壁の上にかろうじて建っているように見えますね。




地上40階・地下5階建て、高さ241メートルの高層オフィス棟を見上げて撮影しました。大都会の雰囲気とは程遠い、傾斜地形の住宅密集地帯の中に、東京最大級の高さの高層ビルが誕生するわけです。




右折して、麻布台方向へ向かいます。




麻布台地の丘陵地帯の北端部を通っている「なだれ坂」の全景を撮影しました。再開発工事の際には、このなだれ坂周辺の歩道部分も拡幅されるのでしょうか?




再開発敷地の南東側に建設される「住宅棟」前にやってきました。地上27階(塔屋2階付)・地下2階建て、高さ約113メートルのレジデンス棟が建設されます。




一番最初に高さ241メートルの業務棟を建設し、時間を置いた後に住宅棟を建設する手順になっているのですね。




地下鉄南北線の六本木一丁目駅前にやってきました。




首都高速都心環状線の高架橋越しに、再開発工事現場を撮影しました。プレハブ小屋の手前側に住宅棟が建設されることになります。




再開発工事現場の敷地東側から、建設中の業務棟を見上げて撮影しました。




再開発工事現場の敷地北側、日本サムスン本社ビル前から撮影した業務等の全景です。




六本木エリアのみならず、東京都内有数の高さの高層オフィスビルなのですが、この状態だと鉄骨の塊にしか見えないですね。




「六本木三丁目東地区第一種市街地再開発事業」の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江東区豊洲シビックセンターと周辺の進捗状況 2014年11月23日

2014年12月14日 08時00分00秒 | 再開発・城東


豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業「江東区豊洲シビックセンター」:工事進捗率70% 2014年11月23日
地下鉄有楽町線とゆりかもめの豊洲駅前のIHI工場跡地最後の再開発で、江東区の出張所や文化センターなどが入る「シビックセンター」棟のほか、豊洲地区初のホテルが入る地上31階建てのA棟、地上23階のB棟などが建設されます。シビックセンター棟は2015年、全体は2017年完成予定となっています。

「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」
1.事務所・商業棟
規模:延べ面積 約243,163平方メートル 地下3階/地上31階塔屋1階 高さ 約180メートル
用途:業務・商業施設
2.シビックセンター棟
規模:延べ面積 約15,490平方メートル 地下1階/地上12階塔屋1階 高さ 約70メートル
用途:公益施設
3.消防署棟
規模:延べ面積 約8,861平方メートル 地下1階/地上14階塔屋1階 高さ 約60メートル

プレスリリース:東京都発表の報道資料
豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業の施行認可について



ゆりかもめの終着駅である豊洲駅舎の脇で現在建設中の「豊洲シビックセンター」です。豊洲駅舎と接続するペデストリアンデッキが建設中です。




豊洲駅前の広大な敷地が「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の対象となっていて、この場所に他に2棟の高層ビルが建設されることになります。




高層タワーマンション群のイメージが高まってきていた豊洲地区ですが、近年になると副都心機能としてのオフィスビルも何頭か建設されています。




北側の駅前広場から見上げて撮影しました。豊洲シビックセンターは、地上12階・地下1階建て、高さ70メートルの規模となっています。




地下鉄有楽町線の豊洲駅前から撮影した「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の全景です。




シビックセンター棟をズームで撮影しました。既に最高高さの70メートルまで達していて、外壁部分の取り付け工事などが行われていました。




「豊洲二丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする