緑には、東京しかない

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(仮称)TGMM芝浦プロジェクトの進捗状況 2014年12月2日

2014年12月23日 08時01分00秒 | 再開発・城南


田町駅東口北地区土地区画整理事業「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」:計画段階中 2014年12月2日
JR田町駅東口の芝浦小学校・幼稚園と港区スポーツセンターを移転させ、その跡地を東京ガス、三井不動産、三菱地所の3社で共同開発する再開発事業「田町駅東口北地区土地区画整理事業」です。芝浦小学校・幼稚園は芝浦四丁目地区へ移転し、港区スポーツセンターは東側に隣接している東京ガス研究所跡地に移転します。プロジェクト名の「TGMM」とは、東京ガスの「TG」、三井不動産の「M」、三菱地所の「M」の頭文字です。オフィス階や商業施設が入る地上31階とちじょう36階のツインタワーと、地上9階のホテルが建設されることになります。2014年に10月3日、3事業者による報道発表で、本プロジェクトの計画地を含む田町駅東口北地区地区計画(再開発等促進区を定める地区計画)の都市計画決定が告示されています。

「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の特徴
1.JR田町駅東口駅前に誕生する複合ビジネス拠点
JR田町駅至近の利便性の高い立地に、国際競争力強化に資する高機能オフィスを整備するとともに、そのオフィス機能を支えるホテル、商業施設なども導入し、全体延床面積約30万平方メートルにもなる駅直結の複合ビジネス拠点を整備します。

2.駅直結の歩行者デッキ等による歩行者ネットワークの構築
JR田町駅改札から「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の敷地に隣接して「みなとパーク芝浦」(2014年12月開設予定)や「愛育病院」(2015年2月開院予定)が立地する公共街区まで、連続して接続する歩行者デッキを整備しバリアフリー環境を創出します。また、地上レベルにおいても、地域の方々の回遊性向上を図るため、本計画地内の通り抜け空間となる歩行者通路を整備。通路に面しては商業店舗を配置し、天候に関わらず買物や飲食が楽しめる商業モールを構成します。

3.緑豊かな都市環境の創出
歩行者デッキと地上の2つのレベルにおいて、歩行者ネットワークに沿うように緑量のある樹木を植樹。複層的かつ連続的に緑化を施し、来街者が豊かな緑を感じることができる「緑陰モール」を形成します。現在の区立芝浦公園部分は、地域の方々の憩いの場となる、緑豊かなオープンスペースとして整備します。

4.駅前施設として相応しい防災対策
帰宅困難者対策として、広場空間やオフィス共用部等を活用し、約1500人の受け入れが可能な一時滞在施設を整備します。また、本計画地内広場の一部にも大屋根を設置し、災害時の駅前滞留者を誘導するためのオープンスペースとして活用します(約700人の受け入れが可能)。加えて、約260平方メートルの防災備蓄倉庫を計画地内に確保し、災害時には、帰宅困難者等に備蓄物資を提供、防災性の向上を図ります。

5.スマートエネルギーネットワーク
大型で高効率なガスコージェネレーションシステム(以下「CGS」)を導入し低炭素化を図ります。停電等の非常時にも、CGS等を活用することで本計画地全体のほぼ100%の熱・電気の供給を継続し、エネルギーセキュリティの向上を図ります。
本計画地全体のエネルギー需給を一括管理・制御するSENEMS※(スマートエネルギーネットワーク・エネルギーマネジメントシステム)を導入し、既に公共街区に建設中の「第一スマートエネルギーセンター」(2014年11月供給開始予定)と連携させることにより、田町駅東口北地区全体におけるエネルギー需給を最適化し、さらなる低炭素化を図ることができるようになります。
※SENEMS:情報通信技術(ICT)を活用し、建物側の需要データやプラント側の供給データ、気象情報といった外部データ等の膨大な情報を瞬時に処理し、人には難しい最適なコントロールをリアルタイムで実施し、地域全体のエネルギー需給を一括管理・制御するシステムです。



「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の完成予想図です。




再開発計画の配置図です。




JR田町駅直結の「歩行者デッキ」です。

田町駅東口北地区土地区画整理事業「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」
所在地 東京都港区芝浦三丁目
主要用途 事務所、店舗、ホテル、生活支援施設、地域冷暖房施設、駐車場等
敷地面積 約28,000㎡
各棟規模
A棟(事務所棟) 地上31階・地下2階 延床面積約135,000㎡ 高さ約180m
B棟(事務所棟) 地上36階・地下2階 延床面積約145,000㎡ 高さ約185m
ホテル棟      地上9階・地下2階  延床面積約11,000㎡  高さ約65m
生活支援施設棟   地上6階        延床面積約6,800㎡    高さ約35m
※生活支援施設棟は港区が既存建物をリニューアルし、「子育て支援施設」として継続使用予定(2015年10月開設予定)
設計監理 株式会社三菱地所設計・株式会社日建設計
全体新築工期 2015年度~2019年度(予定)

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年10月3日
東京ガス・三井不動産・三菱地所によるJR田町駅直結の大規模複合開発「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」始動 ~「田町駅東口北地区地区計画」都市計画決定~



(仮称)住友不動産三田ビルの再開発工事現場からみなとパーク芝浦や愛育病院、グローバルフロントタワーの再開発工事現場前へ移動する途中に「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の計画地があるので、ついでに撮影してきました。




「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の再開発工事は2015年度内に新築着工し、東京オリンピック直前の2019年度内に完成予定となっているので、もうしばらく更地状態が続きそうですね。




JR田町駅前にある「田町駅東口交差点」前にやってきました。来年の今頃には、再開発予定地内には何棟ものタワークレーンが林立しているかもしれません。




芝浦川に面しているJR田町駅の東口ですが、ここ10年程の間に駅前の人の賑わいが多くなってきているのだそうです。芝浦地区に高層タワーマンション街が整備されているからでしょうか。




再開発工事現場東側(海側)を通っている道路の歩道では、何かの道路工事が行われていました。




田町駅東口側には「東京工業大学田町キャンパス」などの文教施設が集まっています。




もともと「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の再開発予定地も、更地になる以前は港区立芝浦小学校や芝浦幼稚園でした。駅前一帯は、都営アパートなどが広がる住宅街だったのです。




再開発予定地内の北側に建っている「港区スポーツセンター」の建物です。このスポーツセンターは、東京ガスTASK芝浦跡地の「みなとパーク芝浦」内に移転することになっています。




後日、記事にする予定の「みなとパーク芝浦」ですが、工期が遅れているらしく、スポーツセンターの移転作業も遅れているのだとか。スポーツセンターの取り壊し工事の工程に影響が出ないといいですね。




港区スポーツセンターの建物の全景を撮影しました。再開発工事の完成予想図を眺めてみると、この場所には「生活支援施設棟」や緑地帯の広場が整備されることになっています。




今までの田町駅東口一帯は都営アパートや学校などの文教施設、スポーツセンターしかなかった場所ですが、2020年代には東京有数の高層オフィスビル街として生まれ変わることになります。




港区スポーツセンターと芝浦小学校跡地の間を通っているこの道路は再開発工事の際には廃道となり、緑地帯の一部として整備されることになります。




港区スポーツセンター前から振り返って再開発計画地の全景を撮影しました。




「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の地図です。

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住友三田ビル建て替え計画の進捗状況 2014年12月2日

2014年12月23日 08時00分00秒 | 再開発・城南


(仮称)住友不動産三田ビル計画:進捗率20% 2014年12月2日
JR田町駅の南西側、国道15号線(第一京浜)の「札の辻交差点」前に建っていた「住友三田ビル」の建て替え計画です。古い建物の撤去工事は既に終わっていて、2014年10月現在、既に新しい高層オフィスビルの建設工事が始まっています。都営浅草線・都営三田線の三田駅より徒歩2分、JR田町駅より徒歩5分の一等地であり、地上13階建て、高さ95メートルの高層オフィスビルが誕生します。



「(仮称)住友不動産三田ビル計画」
所在地 港区芝705-1他
建物概要
敷地面積 3,109.62㎡
主要用途 事務所
建築面積 2,500㎡
延床面積 25,000㎡
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造
杭・基礎 杭基礎
階数 地上13階
高さ 95m
竣工 平成27年(2015年)4月
設計 日建設計

プレスリリース:住友不動産ホームページの資料
住友不動産のオフィス (仮称)住友不動産三田ビル



国道15号線(第一京浜)の「札の辻交差点」上に架橋されている歩道橋から再開発工事現場を見下ろして撮影しました。




真新しい高層オフィスビルの鉄骨を組み立てる工事が始まっていて、柱や床部分、梁部分が形成されていました。




低層階部分の柱が極端に少ないのは、この場所がオフィスロビーの機能を有する吹き抜け空間が整備されるからでしょうか。




JR在来線や東海道新幹線の線路群の上に架橋されている「札の辻橋」上からは、「(仮称)住友不動産三田ビル計画」の再開発工事現場を見渡すことが出来ます。




再開発現場内に林立しているタワークレーンを見上げて撮影しました。




この場所に地上13階建て、高さ95メートルの高層オフィスビルが誕生することになります。




再開発工事現場の北側に隣接して建っている「三田ベルジュビル」の高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




現在は鉄骨の塊にしか見えないですが、完成時にはカーテンウォールがはめ込まれた今流行りのアーバンな雰囲気の高層オフィスビルが誕生することになります。




交通量が非常に多い「札の辻橋」の車の流れが途切れた瞬間を狙って撮影しました。




「(仮称)住友不動産三田ビル計画」の地図です。

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