
日本橋側に架橋されている「江戸橋」の周辺をウロウロしていきます。一つお隣の「日本橋」の方が有名になりすぎていると思いますが、この江戸橋も意外と歴史がある橋です。

江戸橋から下流側(東側)を見渡して撮影しました。江戸橋の真上では、首都構想速都心環状線から6号向島線と1号上野線が分岐する「江戸橋ジャンクション」が設けられています。

一つお隣の日本橋と同じく、江戸橋の真上にも首都高速の道路高架橋が通っています。

江戸橋が架橋されたのは江戸時代の17世紀まで遡ることになります。当初の位置は現在より下流にあったのですが、1927年(昭和2年)の昭和通り開通に伴い現在地に架け直されています。

江戸橋上から撮影した「野村証券本社ビル」の全景です。この野村証券本社ビルと周辺建物群の再開発計画が現在進められているのだそうです。

「日本橋一丁目中地区再開発計画」として、昭和通りと永代通り、中央通り(国道15号線)に囲まれた街区の一体的な再開発計画となっています。

この野村証券本社ビルは戦前に建てられた歴史的なオフィスビルであり、再開発後は美術館やレストランとして活用する案が出てきているのだそうです。

江戸橋南交差点前に設置されている歩道橋から、昭和通りと江戸橋の一帯を見渡して撮影しました。

東京都心部を南北方向に縦断している「昭和通り」は関東大震災後の帝都復興事業として計画された道路で、1927年(昭和2年)に完成しました。明治通りや大正通り(未完成)も同時期に建設されています。

野村証券本社ビルの敷地脇には、江戸橋ジャンクションの「江戸橋入口」が設置されています。

歩道橋から振り返って、昭和通り(南側)の一帯を見渡して撮影しました。昭和通りの両側は、高度経済成長期に建てられたオフィスビル街が広がっています。

永代通りと交差している江戸橋一丁目交差点をズームで撮影しました。奥には京橋地区の高層オフィスビル群が広がっているのが見えます。

再開発による高層化が進みつつある東京駅周辺に引き続いて、今後は日本橋周辺の再開発が本格的に始まりそうですね。

野村証券本社ビル前から日本橋ダイヤビルディングの低層階部分を撮影しました。

日本橋ダイヤビルディングの高層オフィスビルの全景を撮影しました。
