緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 2015年12月20日

2015年12月23日 06時01分00秒 | 再開発・港区


(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業 2015年12月20日
2014年3月に開通した環状第2号線に面した虎の門病院、国立印刷局、共同通信会館を含む再開発計画です。いずれの建物も1960年台前後の高度経済成長期に建設されたビルであり、近年になって一斉に寿命を迎えていたので、建て替えられることになりました。UR都市機構及び国家公務員共済組合連合会が事業主体となります。

再開発事業の概要
国立印刷局・虎ノ門工場の機能を他所へ移転、本局の共同通信会館への仮移転ののち、跡地に地上19階、高さ約99メートルの病院棟を建設します。現在の虎の門病院の跡地には地上36階、高さ約179メートルの業務棟の高層ビルを建設し、国立印刷局の本局や共同通信会館の機能を移転します。

さらに現在の共同通信会館敷地の一部を活用したアメリカ大使館前交差点の改良、広場・歩行者デッキの整備、周辺道路の拡幅整備なども同時に実施される予定です。

2009年度 地権者により再開発協議会設置
        機構に対し再開発協議会から事業への参画要請
2013年度 地権者による地区計画の提案
        機構による都市再生特別地区の提案
        再開発事業の施行認可申請
2014年度 特区及び地区計画に係る都市計画決定(予定)
        施行認可(予定)
2015年度 病院棟着工
2019年度 業務棟着工
2024年度 竣工




「(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」
所在地 東京都港区虎ノ門二丁目及び赤坂一丁目各地内
用途地域 商業地域、防火地域
事業手法 第一種市街地再開発事業(予定)
施行予定者 独立行政法人都市再生機構(予定)
        国家公務員共済組合連合会(予定)
敷地面積 約22500㎡
延床面積 約255200㎡
計画容積率 1000%
工事期間 平成27年度着工~平成36年度竣工
建築物の階数・高さ
・業務棟/約179m 地上36階地下3階
・アネックス棟/約20m 地上2階
・病院棟/約99m 地上19階地下4階

プレスリリース:UR発表の報道資料 2014年1月20日
「虎ノ門二丁目地区」都市計画提案の提出について
プレスリリース:同じく、UR発表の別の資料 2014年4月
虎ノ門二丁目地区 都心の大規模病院の周辺街区との一体的な建替えによる機能更新(環状2号線〔新橋~虎ノ門〕周辺地区)



虎の門病院前の「虎ノ門二丁目西交差点」前から環状第2号線の道路(東側)を撮影しました。上の画像の奥には、環状第2号線の「築地虎ノ門トンネル」の坑口が小さく写っています。




交差点前から西側、外濠通りと合流している特許庁前交差点方向を向いて撮影しました。




環状第2号線の虎ノ門~新橋までの区間が開通してから約1年半ほどになりますが、現在も歩道部分の工事などが至る場所で続けられています。




「(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の再開発工事区画の西側を通る道路を散策していきます。しばらく歩くと、「国立印刷局虎ノ門工場」の解体工事現場が見えてきました。




再開発区画内の「国立印刷局虎ノ門工場」の建物群は全て解体されていて、更地状態となっていました。背後には、共同通信会館やアメリカ大使館などの建物が写っています。




赤坂一丁目地区のアークヒルズの高層ビル群や、アメリカ大使館背後の赤坂インターシティの高層オフィスビルも撮影することが出来ました。




南東側から撮影した虎の門病院の建物群です。国立印刷局跡地に新病院棟を建設した後に移転し、その後に取り壊されて跡地には高層オフィス棟が建設されることになります。




「(仮称)虎ノ門二丁目地区第一種市街地再開発事業」の工事区画の南東角の交差点前にやってきました。交差点前から再開発区画の全景を撮影しました。




国立印刷局虎ノ門工場の敷地内に遭った2棟の建物は完全に取り壊されていて、現在は更地状態となっていました。工事用フェンス越しに、敷地内にはクレーンなどの機械が残されていました。




国立印刷局虎ノ門工場の敷地南側を通っている「潮見坂」を撮影しました。この潮見坂を上っていくと、アメリカ大使館前に出ることが出来ます。




再開発区画の敷地東側を通っている道路の全景を撮影しました。




再開発区画内の南西角に建っている「共同通信会館」を撮影しました。この建物も、近いうちに取り壊されることになります。




敷地南側を通る潮見坂に面して設置されていた、国立印刷局虎ノ門工場の正面玄関は、現在は工事用資材搬入口となっています。




潮見坂の坂上が見えてきました。アメリカ大使館の周辺ですが、先月のフランス・パリの同時多発テロ以降になって、制服警察官の人たちの数が増えてきたように感じます。




再開発工事区画の東側一帯は、虎ノ門二丁目地区のオフィスビル街が広がっています。老朽化が進んでいるオフィスビルや商業ビルばかりで、今後の再開発対象ですね。




潮見坂の坂上部分から国立印刷局虎ノ門工場の跡地を見下ろして撮影しました。奥に建っている、虎ノ門ヒルズ森タワーをスマートに撮影出来るスポットになっています。




虎の門病院、共同通信会館、国立印刷局を含む一つの区画全域(JTビルは除く)が再開発区画です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(仮称)海洋船舶ビル建替え計画の進捗状況 2015年12月20日

2015年12月23日 06時00分00秒 | 再開発・港区


笹川平和財団ビル:工事進捗率100% 2015年12月20日
桜田通り(国道1号線)の虎ノ門交差点のすぐ南側に建っていた「海洋船舶ビル」の建替え計画です。海洋政策研究財団や日本船舶工業会などの団体が入っていた地上10階建てのビルを解体し、跡地に地上12階・地下1階建ての高層オフィスビルが建設されます。2014年1月15日に工事着工し、2015年8月31日に完成予定となっています。

(仮称)海洋船舶ビル建替え計画
地名地番 東京都港区虎ノ門1-35-1ほか
主要用途 事務所、駐車場
構造 地上:鉄骨造、地下:鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
階数 地上12階、地下1階建て
延床面積 9368.32㎡
建築面積 840.32㎡
敷地面積 1223.94㎡
着工 2014年1月15日
完成 2015年8月31日



外濠通りの「虎ノ門交差点」から撮影した「(仮称)海洋船舶ビル建替え計画」の高層オフィスビル、正式名称「笹川平和財団ビル」の全景です。




北西側から撮影した「笹川平和財団ビル」の高層オフィスビルの全景です。地上12階・地下1階建ての規模となっています。建物自体は、2015年8月末の時点で完成しています。




笹川平和財団ビルの敷地北側を通っている道路を撮影しました。この辺りは、虎ノ門地区のオフィスビル街がどこまでも広がっています。




高層オフィスビルの低層階、国道1号線(桜田通り)に面した部分の全景を撮影しました。




建替以前の建物は「海洋船舶ビル」だったのですが、2015年初頭に海洋政策研究財団と笹川平和財団が合併した経緯があります。そのため、新しいビルの名称も「笹川平和財団ビル」となっています。




建物の入り口前は、ちょっとした広場となっていました。




高層オフィスビルの敷地南側を通っている道路を撮影しました。




南西側から低層階部分の全景を撮影しました。




この日は日曜日の散策だったので、虎ノ門のオフィスビル街の一帯は人通りは全くと言っていいほどありませんでした。




「虎ノ門琴平タワー」の敷地前から低層階部分を撮影しました。




同じ場所から高層オフィスビルの全景を見上げて撮影しました。




虎ノ門交差点の周辺も、建て替えや再開発が進みつつあります。




「(仮称)海洋船舶ビル建替え計画」の地図です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする