
東京大学本郷キャンパスの敷地内をしばらく歩くと、育徳園心字池(三四郎池)の入口が見えてきました。三四郎池の散策道を一周していきます。

安田講堂前の、北東側入口前から緩やかな下り坂を下っていきます。三四郎池のある辺りの地形がすり鉢状になっていて、その底部分に水がたまっています。

坂道を下りて行くと、鬱蒼とした原生林のような風景の中を散策していく感覚になります。本当に東京大学の敷地内なのかと思ってしまうくらいですね。

原生林のような濃い緑の中、所々で色鮮やかな紅葉が展開していました。

三四郎池の周囲を取り囲むように散策道が整備されています。散策道は平坦な道なりではなく、周囲の地形と併せて上り坂や下り坂が多いです。

育徳園心字池は江戸時代前期の1638年頃に前田家上屋敷に造営された庭園であり、明治時代には夏目漱石の作品「三四郎」の舞台になったことから三四郎池と呼ばれるようになりました。

三四郎池の水は最終的には不忍池方向に流れていくことになっているのですが、いつ訪れても水の流れがあるのがほとんど感じられず、よどんでいるように見えました。

同じ場所から振り返って、安田講堂方面への入り口を見上げて撮影しました。

三四郎池の周囲の散策道を、時計回りに歩いて行きます。

色鮮やかな紅葉を見下ろして撮影しました。

三四郎池の中はひっそりとしていました。

散策道も綺麗に整備されていました。

上り坂と下り坂が交互になっています。

しばらく歩くと、分岐点が見えてきました。

三四郎池の南端部に設置されている休憩所前にやってきました。

周囲はひっそりとしていました。

南端部から三四郎池を見渡して撮影しました。

三四郎池の東岸側の石垣を撮影しました。
