緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

大手町フィナンシャルシティGQの進捗状況 2016年1月19日

2016年02月02日 06時01分00秒 | 再開発・千代田区


大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業A棟 工事進捗率80% 2016年1月19日
2012年10月に竣工した大手町フィナンシャルシティの敷地の西側に広がっている街区の再開発工事です。かつてこの場所に建っていた公庫ビル、新公庫ビルと旧日本政策投資銀行本社ビルは現在は取り壊されていて、既に新しい高層オフィスビル2棟の建設工事が始まっています。2013年10月28日に東京都は、三菱地所が千代田区で高層ビル2棟を建設する「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の施行を認可しました。三菱地所は2014年3月に権利変換計画認可を取得した上で、同年4月の着工、16年4月の竣工を目指します。

A棟の正式名称は「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」となっています。

大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業について
2003年1月に都市再生本部において決定された「都市再生プロジェクト(第5次決定)に基づくもので、大手町地区の再生を目的として取り組みが始まりました。旧大手町合同庁舎1・2号館跡地を種地として活用し、独立行政法人都市再生機構の施行による区画整理事業の換地の手法を用い、場所を変えながら複数階にわたり段階的かつ連続的な建て替えを推進し、にぎわいのある国際的なビジネス拠点としての大手町地区の再生を目指すものです。

プロジェクトの概要
新設する高層ビル2棟のうち、事務所棟はSRC・S一部CFT造地下4階地上31階建て(最高高さ約168メートル)となります。宿泊施設棟はSRC・RC一部S造地下3階地上18階建て(最高高さ約88メートル)で、免震構造を採用します。2棟の総延べ床面積は20万5354平方メートルの規模となります。設計・監理は三菱地所設計・NTTファシリティーズJV、施工は戸田建設が担当します。宿泊施設棟は「高級旅館」をコンセプトとし、敷地内で掘削して温泉を引き込みます。総事業費は1139億円となっています。

1.国際競争力の強化に資するビジネス支援施設の整備
海が行き量の進出を支援する「(仮称)海外企業等支援センター」や、国際水準の宿泊施設を整備します。宿泊施設は、世界に向け日本文化の魅力を発信する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」が、同社初の都市型施設として進出します。

2.高度防災都市づくりへの取り組み
上記宿泊施設を免震構造とし、災害時の災害活動要員等の滞在スペースとしての役割も持たせるほか、電力と水(上下水道)の自立型システムの構築、温泉掘削、帰宅困難者等の受け入れ機能の強化を行います。

3.良好な都市基盤・都市環境の構築
丸の内仲通り機能の延伸や、約700台収容の駐輪場の整備等を行います。

宿泊施設棟には、軽井沢の高級旅館「星のや東京」が進出予定
2013年の3月末、京都、軽井沢、沖縄に日本旅館を展開している「星のや(本社は軽井沢)」が、この再開発施設内の宿泊施設棟内に出店する報道発表がありました。地上18階地下3階建て、高さ約90メートルの高層ビル内には84の純和風客室や日本食レストランなどを備え、天然温泉の浴場も設けられます。



神田鎌倉橋方面からの外観イメージパースです。




B棟(宿泊施設棟)の外観イメージパースです。

計画概要
所在地 東京都千代田区大手町1-5-5(地番)
主要用途 事務所・宿泊施設・店舗・駐車場・地域冷暖房施設等
敷地面積 約11200㎡
延床面積 約205000㎡
階数 
A棟(事務所棟):地下4階、地上31階、最高高さ 約170m
B棟(宿泊施設棟):地下3階、地上18階、最高高さ 約90m
新築工期 2014年度~2016年度(予定)
事業手法 土地区画整理事業、市街地再開発事業

プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2013年3月15日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」始動
プレスリリース:三菱地所発表の報道資料 2014年4月2日
丸の内再構築「第2ステージ」第6段プロジェクト 「大手町連鎖型都市再生プロジェクト第3次事業」着工



「大手町パルビルディング」の解体工事現場から撮影した「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルの全景です。離れた場所からパッと見るだけだと、既に完成しているように見えますね。




南西側から高層オフィスビルの頭頂部を見上げて撮影しました。




建物内は既に通電していて、室内灯が点灯していました。




南西側から撮影した低層階部分の全景です。低層階部分もパネル壁やカーテンウォール外壁の取り付け工事が進められていました。




日比谷通りの「大手町一丁目交差点」前の巨大な吹き抜け空間部分をズームで撮影しました。




日比谷通りの歩道から、西側からグランキューブの高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




北西側から、神田橋南岸部から撮影した低層階部分の全景です。今まで見たことが無いほど巨大な高層オフィスビルとなっています。




北西側から高層オフィスビルの高層階部分を撮影しました。




室内灯が点灯している建物内を撮影しました。




大手町フィナンシャルシティグランキューブの敷地西側を通っている日比谷通りを撮影しました。




神田橋北岸部の日比谷通りの「神田橋交差点」前から撮影した大手町フィナンシャルシティグランキューブの高層オフィスビルの全景です。




神田橋交差点前から低層階部分をズームで撮影しました。手前側には首都高速都心環状線の道路高架橋が通っています。




同じ場所から高層オフィスビルの高層階部分を撮影しました。




再開発工事現場前に架橋されている日比谷通りの「神田橋」の全景を北側から撮影しました。




神田橋を渡り、再開発工事現場前にやってきました。実際にそばに近づいてみると、巨大な壁がそびえ立っているように圧倒されます。




現在は地上周りの工事が行われていました。




再開発工事現場の敷地北側、日本橋川の南岸部に整備されている「大手町川端緑道」の遊歩道を散策して鎌倉橋方向へ向かいます。




平日の午前中の時間帯の大手町川端緑道の遊歩道は人通りは全くありませんでした。




再開発工事現場の北東角に設置されていた工事用プレハブ小屋も撤去されていました。




工事用プレハブ小屋の跡地や周辺には、街路樹の木々が植えられていました。都市型広場が整備されるのでしょうか。




再開発工事現場の敷地東側を通っている、大手町フィナンシャルシティ内の遊歩道を撮影しました。




北東側から高層オフィスビルを見上げて撮影しました。




南東側から、大手町フィナンシャルシティのショップ&レストラン入口前から見上げて撮影しました。




同じ場所から再開発工事現場の東側を見渡して撮影しました。




南東側から高層オフィスビルの低層階部分を見上げて撮影してみると、広大な吹き抜け空間の整備工事が進められていました。




こちら側の室内灯は点灯していませんでした。




吹き抜け空間部分をズームで撮影しました。




再開発工事現場の地図です。

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三井物産本社ビル他2棟の再開発の進捗状況 2016年1月19日

2016年02月02日 06時00分00秒 | 再開発・千代田区


三井物産本社ビル他2棟の再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」:取り壊し率70% 2016年1月19日
三井不動産と三井物産が共同で行う都市再開発「(仮称)大手町一丁目2地区計画」です。三井物産本社ビル、大手町一丁目三井ビルディング、大手町パルビルの3つのビルを一体的に建て替えます。敷地面積は全体で約2ヘクタール、2016年7月に着工し、オフィスビルは19年度中に竣工予定です。延床面積36万1000平方メートルのオフィスビル2棟を建設します。A棟が地上30階、地下5階の約160メートルで、B棟が地上41階地下5階の約200メートルとなります。

再開発計画「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の特徴
1.大手町エリア最大規模となる、緑地空間を含む約6000平方メートルの広場空間の整備
・皇居の緑と連続する緑豊かな緑地を含む約6000平方メートルの広場空間を整備し、都心に居ながら自然を感じられる新たな憩いと潤いの場を創出
・地域固有の在来種を用いた森の形成や、水辺空間など生育環境を創出し、生物多様性に配慮

2.多様な交流機能の整備による賑わい創出
・1500平方メートルの多目的ホール・ホワイエを整備することで、ビジネス交流・国際交流機能を強化し、同時に文化・芸術等を発信するイベントを通じた来街者の交流を促すことで、大丸有エリアに更なる賑わいを創出
・ラグジュアリーホテルを誘致し、エリアの宿泊機能を強化

3.地域冷暖房供給施設の更新とバリアフリー歩行者ネットワークを構築
・大手町地区の業務継続機能を支える地域冷暖房供給施設のメインプラントを機能継続しながら更新し、浸水防止・耐震性能の強化を図るとともに、設備の効率化によりCO2排出量を既存施設より年間約1000トン削減
•地下鉄コンコースから皇居・竹橋方面をつなぐバリアフリーの歩行者ネットワークを整備し、地域の都市基盤における利便性を向上

4.防災対応力の向上および地域貢献
・帰宅困難者の一時滞在施設(約4000平方メートル、約2400人)および、防災備蓄倉庫(約250平方メートル、約22000食の食料等)や防災井戸を整備
・非常用発電機は災害に強い中圧ガスにも対応したデュアルフューエル型を採用。中圧ガスの供給が止まっても、72時間の運転を可能とする重油を備蓄



外観イメージです。




平面図です。

「(仮称)大手町一丁目2地区計画」
事業主体 三井物産、三井不動産
所在地 東京都千代田区大手町1丁目2番
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、ホワイエ、ホテル、バンケット、駐車場、地域冷暖房施設
敷地面積 20,900㎡
延床面積 約361,000㎡
階数・高さ
 A棟:地上30階、地下5階 (約160m)
 B棟:地上41階、地下5階 (約200m)
建物竣工 2019年度

プレスリリース:三井不動産株式会社発表の報道資料 2014年12月11日
「(仮称)大手町一丁目2地区計画」整備方針決定



皇居東御苑入口の「大手高麗門」前から撮影した「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の再開発工事区画の全景です。三井物産ビルはほぼ全てが解体されていて、広大な空き地が出現しました。




「三井物産ビル」の跡地をズームで撮影しました。解体作業に使っていた工事用タワークレーン2基も確認できました。このクレーン群は、新しい高層オフィスビルの建設工事にも使用されるのでしょうか。




南西側から撮影した「三井物産ビル」跡地の全景です。背後に広がっている大手町地区の高層オフィスビル群を見渡すことが出来るようになりました。




神田橋前に建っている「大手町フィナンシャルシティグランキューブ」の高層オフィスビルを撮影しました。




三井物産ビルの高層オフィスビルの建物の中で残っている部分は、地上5階くらいまでの高さまでの箇所でしょうか。




東京地下鉄東西線の竹橋駅前の広場内から「(仮称)大手町一丁目2地区計画」の再開発工事現場の全景を撮影しました。大手町地区の高層オフィスビル群を見渡すことが出来るようになりました。




再開発区画の北西角前にやってきました。これから再開発工事区画の敷地沿いを散策して読売新聞本社ビル前へ向かいます。




三井物産本社ビルの建物のほぼ全てが取り壊されたことによって、大手町一丁目地区内に広大な空間が出現することになりました。




外濠通りの歩道を南側へ向かって歩いて行くと、前方に「大手町ホトリア 丸の内パークビルディング」の高層オフィスビルがそびえ立っています。




再開発工事現場の南西角の交差点前にやってきました。




同じ場所から振り返って、再開発工事区画の敷地西側(外濠通り側)を見渡して撮影しました。




外濠通りの大通りを撮影しました。




再開発工事区画の敷地南側を通る道路を散策していきます。




地下鉄大手町駅のC5出口の脇を通り抜けていきます。




再開発区画内に整備されている「平将門塚」前にやってきました。この平将門塚は再開発工事の際には存続されることになっています。




平将門塚は、現在は高層オフィスビルに取り囲まれている状況です。境内から南側を見渡してみると、丸の内パークビルディングの壁面が壁のようにそびえ立っています。




再開発区画内の「三井生命ビル」の解体工事現場を撮影しました。高さが半分程度まで解体されていました。




再開発区画の南東側に建っている「大手町パルビルディング」の解体工事現場の全景です。




三井物産ビル以外の2棟の解体工事も本格的に始まりましたね。




再開発工事現場の地図です。

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