緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

勝どき・ザ・タワーの進捗状況 2016年2月16日

2016年02月20日 06時01分00秒 | 再開発・城東


勝どき・ザ・タワー:工事進捗率80% 2016年2月16日
勝どき五丁目地区の住宅密集地帯の中、今まで都営月島団地や官舎などが建っていた区画の再開発計画「勝どき・ザ・タワー」です。再開発によって生まれるのは日本最大級の規模の高層タワーマンションで、地上53階、高さは約179メートルです。総戸数は1420戸で、1棟当たりの戸数ではザ・東京タワーズのミッドタワーに次ぐ国内第2位となります。実施設計・施工は鹿島建設が担当し、竣工予定は2016年12月下旬となっています。販売代理は三井不動産レジデンシャル、三菱地所レジデンス、住商建物と、計5社によるビックプロジェクトとなっています。

プロジェクト概要
1.勝どき5丁目の立地
中央区勝どき5丁目は、直線距離で銀座まで約1.7キロ、東京駅まで約2.6キロの立地です。現在工事が進められている「環状第2号線」が完成すると、中央区と港区が直結します。銀座の繁華街や東京駅周辺のオフィスビル街にも程近く、職住近接の面でも優れた場所です。

2.コミュニケーション・コンセプト
都市再開発によるタワーマンションの販売の際に「他のタワーマンションや地域との差別化」の意味で生み出されるコンセプトとして「TOKYO UNITED」というコミュニケーションワードを設定してあります。また、都心の水辺の潤いと広大な緑地を「水都緑景」という言葉で表しています。
「中央区(銀座を庭とする)」×「港区直結(情報とビジネスの先端)」×「粋都緑景(潤いの都心)」の三つの魅力を前面に出した商品展開が進められています。

3.都市生活と潤いある生活空間としての超高層住宅棟
世界初の採用となる、3つの棟を組み合わせる「VDコアフレーム工法」により、強固で優美なトライスター型タワーを実現します。街に溶け込み、水辺の景観に生えるホワイトを基調とした、美しい存在感を放つ都心の新しいシンボルを目指した複合大規模タワーレジデンスです。



「勝どきザ・タワー」物件概要
所在地 東京都中央区勝どき5丁目1400番(地番)
計画名 「勝どき五丁目地区第一種市街地再開発事業」
用途地域・地区 第一種居住地域(地区計画区域内)、都市計画区域内(市街化区域)、防災地域
交通 都営大江戸線「勝どき」駅徒歩6分
総戸数 1420戸(事業協力者住戸102戸含む)他に店舗等(区画数未定)・公益施設
敷地面積 1087809㎡
建築面積 591590㎡
構造 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
規模 地上53階、地下2階塔屋1階建
高さ 178メートル
建築確認番号 第BCJ13本建確063号(平成25年7月23日付)
売主
鹿島建設(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、
住友商事(株)、野村不動産(株)
販売代理 三井不動産レジデンシャル(株)、三菱地所レジデンス(株)、住商建物(株)
実施設計 鹿島建設(株)
施工 鹿島建設(株)
建物竣工予定時期 平成28年12月下旬
入居予定時期 平成29年3月下旬
販売予定時期 平成26年5月上旬

プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 2013年3月17日
「勝どき ザ・タワー」マンションギャラリー グランドオープン
プレスリリース:住友不動産株式会社発表の報道資料 別紙 2013年9月19日
国内最大級、全1420邸、地上53階建て KACHIDOKI THE TOWER始動
フォトリリース:時事ドットコムの新築マンションニュース
KACHIDOKI THE TOWER



隅田川に架橋されている勝どき橋から撮影した「勝どき・ザ・タワー」の高層タワーマンションの全景です。既に最高高さの地上53階、178メートルに達していました。




勝どき三丁目地区内、新月島運河に架橋されている「浜前橋」前から撮影した高層タワーマンションの全景です。手前側には、環状第2号線の「勝どき陸橋」が通っています。




高層タワーマンションの頭頂部をズームで撮影してみると、工事用タワークレーンの撤去工事が行われていました。




北西側から高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。敷地内では住民向けの共用棟の建設工事が行われていました。




北西側から高層タワーマンションを見上げて撮影しました。




勝どき・ザ・タワーの敷地西側で建設中の共用棟の鉄骨群の全景を撮影しました。




再開発工事現場の敷地の南西角の交差点前にやってきました。敷地南側を通っている道路の全景です。この辺りは都営アパートや中低層マンションなどが密集して建っているエリアです。




南西側から高層タワーマンションの低層階部分の全景を撮影しました。




日本最大級の高層タワーマンションですが、周辺は老朽化が進む都営アパートに囲まれていたりと、まだまだ再開発による発展が期待できそうなエリアです。




本日2月16日は、タワークレーン2号機の解体作業が行われるのだそうです。




再開発工事現場の敷地東側を通っている「清澄通り」の歩道にやってきました。再開発敷地内の清澄通り側の一角には工事用プレハブ小屋が設置されています。




同じ場所から高層タワーマンションの低層階部分の壁面をズームで撮影しました。




新月島運河に架橋されている「新島橋」から撮影した勝どき・ザ・タワーの高層タワーマンションの全景です。現在、新島橋は道路橋梁の架け替え工事が行われています。




新島橋から、高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。手前側には環状第2号線の「勝どき陸橋」の道路高架橋が通っています。




同じ場所から頭頂部を見上げて撮影しました。工事用タワークレーンの内の1基の解体工事が行われていました。




再開発区画の南東側の「豊海幼小前交差点」にやってきました。南東側から高層タワーマンションの低層階部分を撮影しました。




敷地内の南東側においても、供用棟の鉄骨の建設工事が行われていました。




南東側から撮影した高層タワーマンションの全景です。




南東側の共用棟の鉄骨をズームで撮影しました。




「勝どき・ザ・タワー」の再開発工事現場の地図です。

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環状第2号線 築地大橋の進捗状況 2016年2月16日

2016年02月20日 06時00分00秒 | インフラ整備・道路


環状第2号線 隅田川橋梁(仮称)→正式名称「築地大橋」:工事進捗率98% 2016年2月16日
東京都江東区有明2丁目から港区新橋、新宿区四谷を経由し千代田区神田佐久間町1丁目に至る都市計画道路「東京都市計画道路幹線街路環状第2号線」の事業区間の中の一つである「隅田川橋梁(仮称)」です。江東区豊洲から港区新橋までの事業区間の中で、隅田川を渡る部分にこの新しい道路橋が建設されています。今まで東京東部を流れている隅田川の最下流部に架橋されている橋は勝鬨橋だったのですが、この隅田川橋梁(仮称)が完成すると、その記録が塗り替えられることになります。

環状第2号線の西側半分は「外濠通り」として既に供用中であり、虎ノ門~新橋間の地上区間は「新虎通り」として2014年3月末に開通しました。現在は新橋~有明間で事業が進められています。中央区築地から虎ノ門までの地下トンネルの名称は「築地虎ノ門トンネル」となっていて、こちらも地上区間と同時期に開通しています。



環状第2号線の巨大事業の中で、現在は新橋から勝どき地区や晴海地区、豊洲地区を経由して湾岸の有明地区へ向かうルートの工事が行われています。前述の通り、虎ノ門~新橋間は2014年3月末に「新虎通り」「築地虎ノ門トンネル」として一部区間が開通しています。環状第2号線のルート上には隅田川、朝潮運河、豊洲運河の水面を橋梁で渡る必要があり、その3つの中の一つが今回の記事の「隅田川橋梁(仮称)」となります。2014年9月末、東京都によってこの橋の正式名称が「築地大橋」に決定しました。

上記の地図を眺めてもらうと、環状第2号線は一つ北側を通っている「晴海通り」と並行するルートとなっています。この晴海通りは近年になって交通渋滞がひどくなっていて、この晴海通りの混雑緩和機能が期待されます。

「隅田川橋梁(仮称)→築地大橋」設計諸元と概要
路線名 環状第2号線
事業年度 平成19年度~26年度
橋長 245m
支間長 49.85m+145m+49.85m
総幅員 32.3~48m
有効幅員 歩道4m、車道10.25m×2、歩道4m
道路規格 第4種第1級
設計速度 本線60km/h、ランプ部40km/h
縦断勾配 4%
横断勾配 車道部2%、歩道部1%
構造形式 上部工 鋼3径間連続中路式アーチ橋
       下部工 A1橋台 逆T式、橋脚 壁式、A2橋台 壁式
       基礎工 A1橋台 鋼管杭、橋脚 鋼殻ケーソン、A2橋台 場所打ち杭
舗装 車道 アスファルト舗装(t=80mm)、歩道 石材舗装(t=30mm)

プレスリリース:東京都建設局発表の報道資料 2014年9月30日
環状第2号線 隅田川橋りょう(仮称)名称決定!! 『築地大橋』
ニュースリリース:ケンプラッツの特集 2014年5月9日
五輪の大動脈、隅田川河口にアーチ橋を一括架設 隅田川橋りょう工事



隅田川の最下流部に架橋されている「勝鬨橋」の左岸部から撮影した環状第2号線の「築地大橋」の道路橋梁の全景です。背後には、竹芝地区の高層ビル群が広がっています。




勝どき橋の中央部から撮影しました。この日の東京都心部は非常に気温が低くて、雲一つない快晴の天候でした。




同じ場所からズームで撮影しました。




隅田川の左岸遊歩道を南側へ向かって散策していきます。対岸に広がっている「築地市場」の建物群の全景を撮影しました。




左岸遊歩道から撮影した築地大橋の道路橋梁の全景です。




道路橋梁内には工事用車両や作業員の人たちが入っていて、作業が行われていました。




勝どき三丁目地区の住宅街の中を通り抜けて、工事現場へ向かいます。




新月島運河に架橋されている「浜前橋」前にやってきました。ここから築地大橋の道路橋梁を見渡すことができます。




環状第2号線の湾岸部(築地~豊洲間)は2015年度内に開通予定だったのですが、築地市場移転が先延ばしになったことによって開通が遅れています。おそらく、豊洲新市場が開業する今年11月には開通するのではないでしょうか。




築地大橋の道路橋梁と、東側につながっている「勝どき陸橋」との接続部分を撮影しました。




ズームで撮影しました。




南東側から撮影した築地大橋の道路橋梁の全景です。




架設工事現場の左岸周辺も、まだ工事用フェンスで囲まれている状態です。




勝どき陸橋との接続部分をズームで撮影しました。




歩道部分の欄干やフェンス、真新しい街路灯なども整備されていました。




隅田川橋梁(仮称)、正式名称「築地大橋」の地図です。

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