
東京ガーデンテラス紀尾井町の敷地東側の「赤坂プリンスクラシックハウス」の周辺を散策していきます。正面玄関の内側に整備されている広場を見渡して撮影しました。

南東側から、赤坂プリンスクラシックハウスの建物の入口の車止めの全景を撮影しました。元々は、1930年(昭和5年)に建設された「旧李王家東京邸」であった建物です。建物は木造2階建の洋館で、宮内省内匠寮の北村耕造、権藤要吉らが設計し、清水組(当時)により施工されています。

日本の敗戦後には李垠も臣籍降下したことから、建物の大部分は参議院議長公邸などとして使用された後、1952年に国土計画興業(後のコクド、及びプリンスホテル)がこれを取得します。1客室35室が整備され、1955年に赤坂プリンスホテルとして開業しています。

東京ガーデンテラス紀尾井町の再開発工事に伴って、赤坂プリンスクラシックハウスの周囲も広場として再整備されています。

北東側から、赤坂プリンスクラシックハウスの建物を撮影しました。建物内はレストランやバーが展開していて、婚礼・宴会施設も設けられています。

北東側から、車止めと周囲の植栽を撮影しました。

正面玄関前から、紀尾井タワーの高層オフィス棟を見上げて撮影しました。千代田区西側のこの一帯の中では、高さ180メートルと、高さが最も高い建物となっています。

建物の改修工事によって、「免震装置」が新たに整備されています。建物の壁には、このような注意書きが設置されていました。

免震装置の要となっている、建物本体と地上部の間の「遊び」の溝部分を見下ろして撮影しました。揺れを建物に伝えないための構造であり、東京駅丸の内駅舎と同じものとなっています。

建物の敷地東側の正面玄関の全景を撮影しました。建物の基本的な構造は、「赤坂プリンスホテル旧館」時代と全く変わっていません。

正面玄関脇の、2階のバルコニーを見上げて撮影しました。

南東側から、赤坂プリンスクラシックハウスの建物の全景を撮影しました。建物の外観デザインは、専門用語で「チューダー様式」となっているらしいです。

東側から、赤坂プリンスクラシックハウスの敷地南側に整備されている遊歩道の全景を撮影しました。正面に広がっている巨大な壁は、紀尾井タワーの高層オフィス棟となっています。

南東側から、そばから建物を撮影しました。

建物前から、平河町二丁目地区内に建っている「千代田区立麹町中学校」の建物群と敷地と、「日本都市センター会館」の高層オフィスビルを撮影しました。
