
港区の元赤坂一丁目地区の北側を通っている「外堀通り」の歩道を西側(紀の国坂方面)へ向かって歩いていきます。しばらく道なりに歩いていくと、前方に「紀の国坂」の斜面が見えて来ました。

同じ場所から振り返って、東側(赤坂見附交差点側)を見渡して撮影しました。外堀通りの道路の北側に、江戸城の「外濠」が流れています。

「紀の国坂」の坂下前にやってきました。東京都港区元赤坂1丁目の坂下から、旧赤坂離宮の外囲堀端を喰違見附まで上る坂となっています。坂下にある表記柱を撮影しました。

坂の名前の由来は、江戸時代に坂の西側に紀州藩上屋敷があったことから名付けられています。別名の赤坂・茜坂は、茜草が生える赤根山(迎賓館付近の高台)に登る坂であることから名付けられました。付近の赤坂という地名の由来になっています。

坂下から振り返って、赤坂見附交差点方向を見渡して撮影しました。右上には、元赤坂一丁目地区内の「赤坂Kタワー」ノ高層オフィスビルが建っているのが見えます。

紀の国坂前から東側を見渡してみると、外堀の対岸に広がっている「ホテルニューオータニ東京本館」の建物群が建っているのが見えます。

枯れ木状態の紀の国坂を上っていきます。そばには「赤坂離宮」の広大な緑地帯が広がっています。人通りは全くありませんでした。

進行方向の左側に「ホテルニューオータニ東京本館」の建物が見えて来ました。東京オリンピックの直前の1964年9月に開業した都市型ホテルであり、帝国ホテルやホテルオークラとともに、御三家の一つとして数えられています。

本館棟をズームで撮影しました。今年2017年で、この建物は築53年目を迎えることになります。2007年10月に本館棟はリニューアル工事が施されています。

引き続き、紀の国坂の歩道を北側へ向かって歩いていきます。

前方に、千代田区の紀尾井町・麹町地区内の「上智大学四谷キャンパス」の広大な敷地と建物群が見えて来ました。

西側からホテルニューオータニ東京の建物群の全景を撮影しました。左側が1964年9月開業の本館の建物、左側が1974年9月完成のガーデンタワー棟、1991年2月完成のガーデンコート棟となっています。

紀の国坂を上りきって、坂上にやってきました。外堀通りの西側の一帯は、赤坂離宮の緑地帯が広がっています。

坂上にある「紀の国坂交差点」前にやってきました。交差点一帯も人通りはほとんどありませんでした。

紀の国坂交差点から東側(紀尾井町側)へ向かって伸びている道路を撮影しました。この場所は江戸時代は、赤坂見附と四谷見附の間の「喰違見附」の御門が置かれていた場所です。
