みどりの野原

野原の便り

11月1日 ツルカゴ作り

2008年11月01日 | Weblog
申し込んだ研修会、これが受講可能となった。

「森林環境教育指導者養成研修会」という難しい名がついているが、
自然材料の利用がテーマの一日研修会だ。


会場のすぐそばの田んぼ 稲刈りが終わって「すすき」が2本
地方によっていろんな稲藁の保存方法があるようだが、これは私に
とって懐かしい形だ。いろんな思い出がよみがえる。

場所は奥明日香。里山活動の拠点とされているところ。
材料や機械の保管場所・囲炉裏など快適そう。

朝はひんやりとしたが、日がさすとちょうどいいさわやかな秋空の
下、講師の先生から「山の厄介者のツルをもっと利用しましょう」
と、カゴ作りに使うツルを一つ一つ説明され、見本が回ってきた。

特に注意されたのは、イベントで絶対事故はないように注意すること。
ツル細工では「ツタウルシ」が混じらないようによく覚えてほしいと
言われた。

 
クズ・アケビ・フジ・・用意されたツルを種類別に分ける。

葉が付いているものはいいけれど、あとは皮目などに注意しながら分
ける。でもむつかしい。


    見本のツルカゴ

一つ目の平皿づくり
編み方の基本を扱いやすいクズのツルで編む練習。
編みひもを通しながら編むのが大変。 まだ完成を見ないままにお昼
になる。

お昼は具だくさんの豚汁と囲炉裏で焼きたてのシイタケ。最高。
「ビールがあれば」なんて声も聞こえたが、こらこら研修会だよ。

午後は続きを完成させ、2つめの基本のカゴつくり

編んでみないことにはわからないことがあった。
芯が太すぎて始末に困った。又、もう少し長くとった方がよかった・・
力のいること! 腕が筋肉痛になりそう。

なんとか応援も頼んで端の始末をしツバキ油を塗ってもらって完成。
ツバキ油を塗ると誇りもつきにくく保存もよいらしい。

うん。世界に一つのいとしい作品が出来上がった。

周りを見渡せば、それぞれに味のあるカゴができていた。
男性も皆さんうまく作っておられる。

朝と3時にコーヒー。お昼には豚汁など。なんともぜいたくな研修会
だった。


     私の作品
平かごには家に帰ってから持ち手を付けた。
コメント (3)
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10月31日 万博公園植物調べ

2008年11月01日 | Weblog
しばらくぶりの参加。
前に行ったときはまだ暑かったのに、すっかり秋。動きやすい。


    竹のモニュメント  

日本庭園の東半分で46種・世界の森で35種ぐらいの花や実をつ
けている草木を記録した。

 
     日本庭園の紅葉       ドウダンツツジ紅葉

前に葉の違いを確認していたユズリハとヒメユズリハ
実の成り方も見れた。

 
     シャシャンボ           サンシュユ

シャシャンボの黒い実を食べようとしていたら、「メジロが来て
ないからまだ食べるのは早いですよ」と言われた。

1つ食べてみたが、やっぱりまだ酸味が強い。
鳥ってどうやって食べごろを知るのかな?

 
マンサクがもう咲いていたのにはびっくりした。
           ユーカリが花盛り 花の底には蜜がたっぷり    

 
その他の花はつぼみも含め、カンツバキ・サザンカ・ツワブキ・
チャノキ・ヒイラギが少しぐらい。

次に来るときにはもっと紅葉もきれいになっていることだろう。
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