みどりの野原

野原の便り

4月15日 服部緑地 & 種子のデザイン展

2012年04月15日 | Weblog
服部緑地

散り始めたとはいえ桜はまだ残っていてしかも穏やかな今日。
公園は花の下も咲いてない所も花見の人人人・・さすが大阪。


    今日が最後の花見時?

花見客を避けるように歩き、花が散った後のコブシのオシベ・メシベの付き方や、落ちたスズカケの果実・ユーカリノキ・アラカシやクスノキの新芽や落葉の様子などを観察。

 
シナサワグルミ 割って見ると確かにクルミだ。右)アメリカスズカケの花芽

午後からは種子のデザイン展を見に行く。

 
ポスターのツノゴマは育てたことがある。若い時には食べられるが、熟すと先は2つに分かれ、悪魔の爪のようなツノになる。

動けないからこそ子孫を残すために、種を拡げるために様々な工夫をしている植物たち。
風散布といってもプロペラ型・パラシュート型・グライダー型・ヘリコプター型・・
いろいろあるものだ。
くっつきむし・海流に乗るもの・火事を待つもの・鳥や虫に頼るもの・自力で種をはじき飛ばすもの・・

展示は美しく、解説もあり、ひとつひとつ見ていくと、目的に合わせて究極の形をしていることに感心する。進化の不思議。

珍しい外国のものもあるが、見なれたものもそのつもりで見ると新鮮な驚きを感じた。

 
              私の「実のコレクション」 
他にもたくさんあるが・・どこの何だったかわからなくなっている・・

飾っている途中にパチンと音がして部屋の隅にまで飛んで行った種もある。
部屋の中ではまったく目的は果たせず気の毒なことだ。
コメント
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