みどりの野原

野原の便り

3月9日 久しぶりに山の方へ。 春まだ遠し。シンジュキノカワガ・キジョラン・シャガ・クジャクシダ・タマゴケ・スギ 雄花序と雌果序

2025年03月09日 | Weblog

山手はまだまだ寒く、春の色は全くない。

ニワウルシで冬を過ごしているシンジュキノカワガの様子でもみよう。


シンジュキノカワガ 蛹の入った繭
シンジュキノカワガは中国原産 日本へは風などに乗ってくるらしいが、中国でも温暖な地域に生息するらしく、越冬できないと言われていたが、温暖化などで最近は冬を越すものも出てきたらしい。

繭を軽く押さえて張りのあるものは多分中の蛹は生きていると思う。


ふわふわの柔らかい繭を開けてみたら、蛹はぺたんこになって死んでいた。

キジョランの葉の裏を、いつもよりは念入りに?見て行ったが・・
(この季節、イラクサもまだ出ていない)


アサギマダラの痕跡は食痕のみ。卵も幼虫も全くなし。
以前に卵や幼虫や蛹を見つけたことがあるが、あれはまぐれ当たりだったよう。
今日もまぐれ当たりを期待したが見つからず、これ以上の根気はなく諦める。


キジョランの蔓はZ巻きだった。


何の木か?幹の高い所までシャガや樹木が着生。

シャガは3倍体で種子はできないと言われている。
どうやって幹の上に着生したのかな?


枯れ枯れのクジャクシダ。クジャクシダは夏緑性のシダだった。


タマゴケ 丸い蒴が可愛い。


スギの雄花序 間もなく花粉放出。


雌花序(球果になる)もよくわかる。

見るものが少ない所は、ひたすらウォーキング。
少しは運動になったかな・・

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