みどりの野原

野原の便り

9月4日千早赤阪 棚田 建水分神社 秋の草花 虫こぶ

2016年09月04日 | Weblog
バスを降りたところが産直の店で・・イチジクを背負って歩くことになった。
(よく熟れたイチジクは帰ったらつぶれてた。でも久しぶりにおいしいイチジクだった)

 
      農業用水路 井手 水量は豊か。        井手から田んぼへ導く取水口
「棚田は平地の田んぼより水を引きやすい」とのこと。


水路の下には棚田が広がる。 

 
                     様々な形の取水口   
今はちょうどイネの花盛り。出穂期といってとても大切な時期らしい。
田植えの時ばかりではなく、出穂の時期にも水を溜めるんですね。 田舎の子なのに知らなかった。


下赤阪城址 楠木正成が築城 幕府の攻撃を受けて戦った。今は大きくもない平地があるばかり。

(「あかさか」についてはパンフ・説明版ともに「赤坂」になっていたり「赤阪」になっていたりする)


日本の棚田100選にも選ばれている「下赤阪の棚田」 煙りたなびく美しい曲線の棚田


別の場所では稲作がされてない田んぼも目立つ。過疎化・高齢化・・?

弁当を食べた後、
郷土資料館見学

 
今日は行かなかったが 寄手塚(敵方)身方塚(味方) 合戦で戦死した兵の霊を敵味方なく、あえて、敵の塚を大きく祀り、正成の人柄がうかがえるエピソードになっている。
    右)天然凍豆腐(高野豆腐)づくりは昭和20年ぐらいまで盛んだったらしい。製造道具が展示されていた。
おもしろいものがあった。「口の細い胴の大きいビンの中に瓢箪が入っていた。瓢箪の胴には紐飾り」不思議・・
ビンの裏側を見たが継ぎ目は見えず・・どうなってるの?
正解は聞いたが内緒です。


資料館の近くにある「楠公生誕地」の碑    近く?に産湯をつかった井戸もあるらしい。


「道の駅ちはやあかさか」大阪府下で一番最初にできた道の駅だという。
規模は小さい。海産物もある。干しシイタケを購入した。

 
建水分神社(たてみくまりじんじゃ) 水の神をまつる。 集落名は水分(すいぶん)と読む。
   高い所にある本殿は後醍醐天皇の命により楠木正成が再建したという(国の重文)

 鳥居の上にムクロジの大木 たくさんの実を付けていた。

山沿いには秋の花がいろいろ咲いていた。

 
           ノアズキ                      ホドイモ
どちらも花のつくりが変わっている。


           アキカラマツ                  センニンソウ

 
           ヒヨドリジョウゴ        イヌマキ 赤く膨らんだ花托は懐かしい味。

 
青い実が出来ていたカラスウリの茎の異常な膨らみ。 虫こぶだな。
      開いて見たら、黄色い幼虫(タマバエの仲間)が這い出した。カラスウリクキフクレフシ

 
ヘクソカズラのつぼみも何か変 これも? ヘクソカズラツボミマルフシ
                              右)タマバエの仲間の幼虫
       
  
   ヤブガラシ 2倍体らしく、たくさん果実が付いていた。  
2倍体で実のなるものは花序柄が細いって聞いたけど細い感じはしない。
小葉は3枚のものが付いていた。


ぱっくりと口が開いたクリ。残念ながら下は川だ。


背中のきれいなクモ ワキグロサツマノミダマシ 名前の由来はなんだろうか。 
コメント
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