ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

錦渓 おまけ なつかしいもの

2009年10月12日 | 蘇州、上海旅行
錦渓の露地で見かけたお店。これは…何屋さん???


お昼はシルク会館にあるレストランでした。その前にシルクの見学。


おお、生糸だ~。どきどき。も、もしや、見てしまうのでは?さなぎなんか…。

あ、ん~、そんなにはグロくないな。

昔蚕を飼ってたのよね~ん。
庭主、3歳。そこはパラグアイの農業試験場。うちのすぐ裏。
レンガの官舎に入ると、さわさわと蚕が桑を食べる音がする。

網の上には、ちょっと黄色っぽいのとか、ちょっと青っぽいのとか、たくさんの蚕。
「かわいいでしょう?」といわれて、「これ、ちょうだい?」と聞くと、桑の葉っぱと一緒にくれたんですよね~。

母と、繭用の枠を紙で作って。ちゃんと繭になったんですよん。そのあと、どうしたっけなあ。


おお、こちらは、真綿を作ってるんですね。この逆U字の台に被せて、一つの繭が伸びる伸びる。


なんと、真綿onlyでおふとんつくっちゃうんだあ~~~!高価~!んでも、すっごい気持ちいい。
アルカリなどでタンパク質などを除去しちゃって、プロテインだけが残るらしい。

へ~え。軽いし、ほんとにあったかいねえ。そおかあ、さっきの店はこれだったかあ。高級品なのね~。


さらに、こんな台でのばしてます。1枚は、繭2、30個分だったかな?
それをたくさん重ねて、お布団に。

そ~いや、うちのおばあさんは呉服屋さん。布団も作っててよくお手伝いもしたけど、真綿は、最後に木綿の一番外っかわをくるんで、それから布に閉じ込んでいたっけ。
そうかあ。真綿って、シルクだったんだ~。気づかなかった。てか、綿って、元はシルクのことだったのね。で、草から作ったのを木綿って使い分けた、と。

う~。ふわっふわ。き~もちい~い。それはお肌に良いはずだ。いや~、全部真綿なんで、贅沢だね。ほ、ほしい…けど…荷物になるし、またお金持ちになったら改めて買い求めるとしよう。うんうん。

次はいよいよ、蘇州は寒山寺です!


☆今日のちび庭気温:12~23℃ さぶい。お買い物に厚手の長袖を着込みました。んでも、今日はバラの‘ユキコ’ちゃんを植え込んだのでご機嫌です。粉粧楼もいい感じ~。(^_^)

駒場さんぽ。

2009年10月11日 | ガーデン
お天気もよかったので、おさんぽ。

ということで、みちゆきをば。

うちの近所にて。今日はキンモクセイがずいぶん香っていました。


駒場ばら園さんに向かう途中。お、ここにも花屋さん。か~わい~い。


なんだかいいねえ。この雰囲気。休日感を盛り上げています。


東大の駒場キャンパスにて。ここで、「観世家のアーカイブ」という展示をしていたのでのぞいてみました。
おお~。風姿花伝。直筆だ…。


その建物の前の巨木。すごい。絵に描いたような幹だ…。


キャンパスの門の前には、駒場ばら園さんのバラが移植され、保存会の皆さんが丁寧に作業されていました。
これは‘ハンド イン ハンド’。なんともこの場所にふさわしい名前です。バラたちよ、永遠なれ。

☆今日のちび庭気温:12~23℃ このあとの旧前田公爵邸も、なかなか素晴らしい建物でした。とのさまって、すごいのね。(^_^)

ばらを探しに

2009年10月11日 | ガーデン

いいお天気でしたね~! せっかくなので、前から行きたかった日本最古のバラ園、駒場ばら園さんに行ってきました。


目的は、以前、西武ドーム出展のときにI先生からお借りした秘蔵のバラ、‘粉粧楼’がなつかしくて、ぜひ手に入れたいと思っていたのと、もう一つ。


「目隠しに出来そうな、つるで線が細くて花が小さくて淡い色で…な~んて都合のいいバラなんて、難しいですよね~?」って、聞いてみましたら。 優しそうな奥様が、「それならこれはどうでしょう」、と、なんともかわいい葉っぱの、まさにイメージにぴったりどころかそれ以上のバラを選んでくださいました。


名前は、‘ユキコ’さん。ミニバラのクライミングローズだそうです。な~んと、とげがない!うれし~い。くきもやわらか~い。 これはこれは、もったいないくらいのよいバラ。花が咲いてなくとも、姿が美しい。これはきっとよい花だと分かる。うわ~い!


花は、ピンクに縁がほんのり白くなるそうです。一季咲きでもいい。ぜ~んぜんかまわない。たのしみ~。 よかったあ~。大満足。


人には「あそこにとてもよいバラ園さんがあるらしい」と紹介しながら、自分ではず~っと行けずにいたんですもの。いや~、来たかいがありました。


つい最近、縮小されたそうなんですが、それでも、まだ見たことのないかわいいバラがいっぱいありました。 縮小される前は、さぞかしたくさんあったんでしょうね~。見てみたかったな。 しまった。カタログもらうの忘れた。また春にでも行ってみたいものです(しかしこれ以上は買えない…)。


☆今日のちび庭気温:12~23℃ バラに夢中で、写真どころではありませんでしたね。(ちなみに上の写真は、駒場ばら園さんから東大の門の前に移植されたバラ‘ハンド イン ハンド’です。)明日はバラを植えるよ~ん!(^_^)

錦渓7 水郷の緑2

2009年10月11日 | 蘇州、上海旅行
え~、なかなかちび庭の写真が出てきませんが。
ぱたぱたと作業していると、カメラがじゃまになるのよね~。
撮りたいものはいっぱいあるのだけれど。

明日こそは撮るぞお~!

錦渓で見かけた植物たち。

これはヤブガラシの類。お寺の壁の色との対比が美しくて、パチリ。

生えている雑草は、あまり日本と変わらないようですね。露草にタデに、ショウブの仲間に…。
水草も、先日200円で買ったキンギョモそっくりだった。


はい、左へまがりま~す。


曲がる瞬間、近づいた岸の植物をパチリ。葉っぱも入手。
やっぱり、ウンナンオウバイだと思うんだけど…。

以前、四川の庭園で回廊のパーゴラ状の屋根から美しく枝垂れてたのもこれだったような。
初め、モッコウバラかと思ったのよね~。ほんと、咲いたところを見てみたい。


センニチコウ、かわいいですね。のーえんでもいろんな色のをそだててますよ~ん。なんだか親近感感じちゃう。


博物館の中庭の木はずいぶん大きい。コニファーも、ここまで育てられたらすてきよね~!


誰が置いたか屋根の上。味があるなあ~。


お寺も水路を挟んだこちらのテラスから見れば、南国風。
鉢のソテツ、何年ものですかね~。
ここの石張りも素晴らしい。


路地裏園芸は、アジサイに、洗面器のポーチュラカにゼラニウム。これぞ花と一緒の暮らし。


錦渓の締めは、やっぱり龍です。
中国はランドスケープもばっちりなのです。

☆今日のちび庭気温:13~18℃ お~、さむい。夜が冷えますにゃ。ドアを開けたら、上ってきた弓張り月が見えました。今日はお天気だったので、園芸道具の入った倉庫を片付け。あ~すっきりした。(^_^)

故宮26 乾隆花園さらにつづき

2009年10月09日 | 北京旅行
ええっと、検索してたらこんな記事を見つけました。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0305&f=national_0305_001.shtml
http://www.westpassion.com/chinaadvices/86.html

へえ~、乾隆花園って、北の部分も現在公開に向けて修復してるんだ。そう。庭主が見てきたのって、南北に長い庭園の南半分だけだったのよね~。いつか、北半分も見に行きたいなあ。

ということで。
南から北へ、次の門をくぐってみよう。

ここにもこまいぬ。


お、なんだ、あれは。


扉をくぐる前に、ちょっと振り返る。


北京の人たちは、ゆったりするのが上手。

さて、扉の向こうは。

じゃ~ん。すっごい迫力ですねえ~。
おもしろ~い。


右。


左。


左奥。
いいですね~。このゆったり感。この葉っぱのかわいい木は、キササゲでしょうか?
このテーブルセットは、昔からのもの?それとも最近置いたもの?


ここでぼ~っとするって、すてき。
前のとはうって変わって開放的なこのエリア。
深山と里山、隘路と広場。中国のお庭では、この「対比」、つまりメリハリが大事な要素の一つだそうです。

☆今日のちび庭気温:14~21℃。いや~、台風一過。仕事場の方も、支柱が倒れまくっててさあ大変。が、大事な大事な秘蔵っ子のダリアは、強風にも負けずすっくと美しく花開いておりました。びゅ~てぃふるぅ~!(^_^)