十数年前に通風を発症した、偶々車で高山に行っているときで左足だったので何とか帰り着いたが病院にいって「通風だ」と診断された、贅沢病と聞いていたがそんな生活はしていない、注意する食事を聞いたら贅沢とは関係なさそうな物が並んだ、曰く乾し椎茸・モツ・きな粉・鰯の干物、全て庶民的で今までだと健康に良いと言われる物が多い、「生なら大丈夫だが干すと駄目」と言われる物が多い、生椎茸は大丈夫、納豆は良いがきな粉は駄目、鰯の刺身や焼いたのは良いがめざしが駄目、と何処が贅沢病だと言う感じだが、酒もビールは控えてと言う程度だった、「食事制限をしても通風は直らない、薬を飲めば進行は止る、食事制限は要らない」と言う、「但し通風の薬は肝臓に負担を掛ける、脂肪肝から肝硬変になる恐れがあるから兎に角体重を下げて」といわれた、この時は何とか5kg位下げたら3年ほどで収まったが先日又右足の親指付根が痛くなった、病院に行ったが未だ腫れていないのでレントゲンを撮る、少し棘が出ているが薬を飲むほどではないと言うことでシップ薬を貰って来た、今回は此れで無事収まったが血液検査と尿検査でどうやら歳相応の生活習慣病がでてしまった、と言う事で食事を控えて運動をと言われてしまい今週から1時間程度歩く事にした、ただ歩くのもつまらないのでカメラを持って近くの住宅街を急ぎ足で歩く、秋らしい植え込みの植物を見ながらカメラに収める事にする、近くの公園の銀杏が銀杏を一杯付けていて一面に落ちているのだが誰も拾わない様だ、確かにあの匂いは庭でも無いと大変ではあるが、程近いお宅の垣根に梔子の実が付いていた、花は気づく事が有るが実を見たのは久し振りだ、(食色の黄色だったかな?)とか落語の「梔子や、鼻から下は直ぐに顎」などと考えながら写してきた、まあこう言う物が有れば何とか散歩も続けられるだろう。