MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(本棚を整理していたら、懐かしい本が出てきた・・)

2011年05月07日 | JAZZ Piano
鍵谷幸信氏の音楽エッセイ・・「音は立ったままやってくる」・・


*** (目次) ・真夜中にレコードについて考えたこと・クラシック演奏会について・モダン・ジャズへの誘い・ジャズを聴かないでジャズの勉強をすると夏バテから脱出できるんだ・赤い甚平羽織を着たロリンズに会った・混沌を丸のみにした男―セシル・テイラー
・創造と破壊が等量に実存する音・沈黙の舌・孤絶する音、見えなくなる人間
・ストラヴィンスキー断想・ストラヴィンスキーの晩年の肖像・ストラヴィンスキーとオーデン・音の荒地とことばの祭典―ストラヴィンスキーとエリオット etc. ***

古い本であるが、すごく状態が良い・・というか読んだ形跡すら見当たらない・・笑
小生がJAZZに出会った学生時代、小生のJAZZ仲間の間ではフリーJAZZや現代音楽を聴くことや、植草甚一氏や鍵谷幸信氏の本を読むことが一種のファションみたいになっていて・・
とりあえず内容などは二の次にして買ったものだと思う・・・笑。

というわけで、内容は殆ど覚えていないので・・笑・・読み返してみることにした・・。
セシル・テイラーをはじめとするフリージャズ論や、クラシック音楽論が入り乱れ、コーシン先生独特の表現で自由自在に論じておられる・・ウ~ンなかなか面白い・・本の中で鍵谷さんが尊敬する評論家の一人として植草さんを挙げられているが、文体もかなり似ているようだ・・。

こんな本を読むと、フリージャズが聴きたくなる・・。
本の表紙を飾っているセシル・テイラーを聴いてみた・・。

Conquistador/Cecil Taylor

Cecil Taylor(P)、Bill Dixon(Tp)、Jimmy Lyons(as)、Henry Grimes, Alan Silva(Bs)、Andrew Cyrille(Ds)

ウ~ン・・良い・・久しぶりにセシル・テイラーを聴いたが現代音楽の影響を大きく受けた彼のプレーは時代を超えて小生を刺激する・・。


コメント
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