MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジの日記・・・(原発是非の討論を聞いて・・・)

2011年06月19日 | 日記
一昨日、中国地方限定放送(NHK広島放送局)の討論番組・・
「熱討ちゅうごく 今だから考えたい!私たちのエネルギー」を興味深く拝見させてもらった。
中国地方の電力を今後どうしていくのか?原子力発電所の安全性は守られるのか?原子力だけに頼らない道はあるのか?節電によって私たちの生活はどう変わるのか?
中国地方のエネルギーの将来を中国地方の方々に加え、福島から中国地方へ避難されてきた方々も参加しての討論番組であった。

ゲストコメンティターとして・・
原発は電力の安定供給のためには不可欠のエネルギーであり、日本経済を維持するためには必要悪であるが認めざるを得ないと主張される・・一橋大学大学院教授…橘川武郎氏

福島原発が崩壊した今こそ原発依存によるリスクの大きさを再認識し、再生可能エネルギーへの転換を目指し、脱原発へ進むべきと主張される・・環境エネルギー政策研究所所長…飯田哲也氏
のお二人が出演されていた。

この番組の構成上・・原発反対の方々だけでは番組が成り立つわけが無く、当然原発を推進・肯定される方々も出演されての討論番組であり、番組の流れはおおよそ予測できたものの、原発を肯定される方々の余りにも幼稚で自己中心的な発言に呆れるというより、怒りに似た気持ちになってしまった。

原発賛成の「中小企業診断士」を職業とされる女性の方の発言には驚いた・・。
福島から避難されてきた方の原発反対意見に対し、原発がいやならそこに住まなければ良い・・住んでいながら反対というのはおかしいというような発現をされました・・。
その意見に対し、原発反対の男性は怒りにも似た表情で反対意見をおっしゃっていましたが・・その意見を聞いた女性は薄笑いされていましたね・・。


(番組の一場面です・・公共性の高いメディアで発言される皆さんは自分の発言には責任を持たれていると思うので、批判覚悟でアップします・・・)

もうひとつ、原発の安全対策は確保できているか・・という質問に対し・・。
大学院で原子力を学んでいる学生の発言には驚いた・・。
今回の想定外といわれている地震の災害に対し(本当は想定外ではないのですが・・)、安全対策が出来ていたからここまでの被害で済んだと発言したのだ・・まるで電力会社や原発推進派の御用学者がいっていることと同じではないか・・。
こんな発言を親のすねをかじって生活している若者が被災され避難してきておられる方々を前にして自慢そうに発言しているのをみて驚くというより怒りにも似た気持ちになったのです。
このような場所でこんな軽はずみな発言してしまう非常識な若者が将来の日本の原子力行政を担っていくとなれば、原発に依存していくことは少々危険では・・と思ったのは小生だけであろうか・・。


(番組の一場面です・・公共性の高いメディアで発言される皆さんは自分の発言には責任を持たれていると思うので、批判覚悟でアップします・・・)
コメント (2)
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