MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(昔懐かしいJAZZ雑誌・・)

2013年07月28日 | JAZZ
最近のジャズ業界の流れかもしれませんが、ジャズ関連の雑誌が少なくなってしまいました・・
小生がジャズの情報源としていた「SJ(スイングジャーナル)」も無くなってしまいました・・
そんな中でも、マニアックな雑誌??「ジャズ批評」は、しぶとく生き残っておりますね・・
小生の手元には昔懐かしい「ジャズ批評」が残っており、今でも時々本棚から引っ張り出して楽しんでいる・・

昔の「ジャズ批評」には、ラズウェル細木さんのマンガが連載されていて、それがけっこう好きでした。
見栄をはって、背伸びしているジャズファンというものがはたから見ると、いかにまぬけなものなのかという哀愁をユーモアたっぷりに描かれており自分自身も、身に覚えがあり・・、JAZZファンというものはみんなこんなもんかなぁ~などと思ってしまい、笑ってしまいます・・。

そんな「ジャズ批評」連載だった作品を14編収録した作品・・ラズウェル細木「ときめきJAZZタイム」があります・・。



その中でジョーク漫画とは思えなく・・涙なしでは読むことのできない・・笑
「パーカーのようにアルト・サックスが吹きたい・・”レッツ・プレイ・ナウザ・ザ・タイム”」を紹介します・・

この作品は、「ジャズ批評」No.56/1986.11.20 “これがアルトサックスだ”に掲載されていました・・



(お話・・)
アルト・サックスを買った男、イメージの世界では彼はパーカーその人だった。しかし吹けども吹けども、パーカーとはほど遠い音しか出てこない。
ある日喫茶店で知り合ったピアノ・トリオをやっている「初心者集団」と称する女の子達と共演の約束をする。
しかし吹けども吹けども出来損ないの音しか出てこない。
そしてついに共演の日を迎えてしまった彼は、凄腕の女の子達にビビリながら、やけくそでフリーキートーンを撒き散らすのであった。
その日以来、彼のアルトは押入の中に眠る。





ね・・笑えないでしょう・・笑

さて、「ジャズ批評」No.56/1986.11.20 “これがアルトサックスだ”にも紹介されている・・
“The Cannonball Adderley Quintet Plus”(邦盤名:”キャノンボール・ミーツ・ウィントン・ケリー”)を久しぶりに聴いてみました・・・


Julian Adderley(as)、 Nat Adderley(cor)、Wynton Kelly(P)、 Sam Jones(Bs)、 Louis Hayes(Ds).

コメント
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