土曜日から寒くなって、家の前の海は大荒れ。波も6mの高さで岩磯を洗い砕ける。ときたまこんなことがあるが、今日の波は10年に一度といわれるほどきつい。家の庭に立つと潮しぶきがかかる。
こんな時に限ってトラが行くへ不明。あいつはもう人間年齢では86歳だから、徘徊老人猫だ。浜田では防災無線スピーカーで徘徊老人の注意情報を流しているが・・・暴風の日には全く聞こえない・・・で・・・猫だから探してくれない。仕方がないから折から降る雨の防風だから、雨合羽を着込んでトラを捜しに出かける。雨が相当降っているではないか!!
私も濡れて、恐らくトラもと思うと悪い予感がする。案の定、いつも居る草むらに丸くなって、雨の中寝ている。どういう神経なのか・・・もう認知症老猫だろう。「おい!!トラ!!」「こんなところで寝るんじゃねえ!!」しかし悪い予感もあるが・・・生きていて、「みやあー・・・」と言うから、一寸腹が立つ。無理やり抱いて帰る。
帰宅するとタオルで拭きまくる。「とうちゃんは怒っているんだぞ!!あんまり心配かけんじゃねえ」と言っても・・・無駄。翌日も同じ繰り返し。
日曜日も海は大荒れで、家から出たくない。夜八時にはNHK大河ドラマの「渋沢栄一」を見なくちゃ・・・と車庫に行って車のエンジンをかける。(うちはNHKやTBS系が映らないのだ。10年前に引っ越して来たら、すぐに視聴料を徴収に来たが「この地域は映らんらしいというではないか!!」と言って追い帰した・・・奴め、知ってるくせに)まあ、それで車のナビで小さな画面で見ている。めんどうだが。
ついでに、またトラを捜す。すぐに徘徊老猫になるので、夜中でも雨が降ると、起きて捜しに行かなくてはならない。
面白いことにっ昨日から急に寒くなって、気温が夕刻に16度に下がって、ソファーに座った私の膝の上に猫達が乗り始めて、膝に4匹横に3匹、モモに顎を乗せたり、体よくっつけてきた。よほど寒さが感じるらしい。ねこは敏感だ。じっと彼らのやりたい放題に我慢するには私も寒い。「よし!!ストーブをつけてやる」まだ10月だというのに、石油ストーブをつける事にした。これで私の膝は「猫団子」から解放された。で、翌朝は13度にまで下がって、結局ストーブを焚きっぱなしにした。
このまま寒さは続くのだろうか。実は植えたバターナッツは雌花が咲いて、雄花から花粉を筆にとって、ジョン高受粉を繰り返したせいで、16個の実がなったが、まだ青い。大きなズッキーニみたいな状態で、熟さないと青のバターの切り口みたいな美しい甘みのある実にならない。農家をやっている釣り友達に聞いたら、カボチャと同じで春に植えないといけないそうだ。葉が落ち、茎が枯れて来て「収穫」出来るのだそうだ。このままだと12月までかかるから・・・・今年はあきらめて。ズッキーニと同じつもりで食べることになりそうだ。ちなみにイタリアではズッキーニは縦にスライス状に切って、両面にニンニクをすりつけて炭火で焼き、塩コショウ、バルサミコ酢で・・・前菜として食べるのだと。では、やってみっか!
それにしても今夜も寒いで!!
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