大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

ムカーム(ウィグル料理/難波)

2014年11月23日 11時39分58秒 | エスニック
 どこで聞いたのかは忘れたんですが、難波にウィグル料理の店があるとのことだったので、羊肉好きのメンソールとしては羊肉が大好きな女の子を誘っていこうと思ってはいたんですが、彼女もいろいろと忙しいようでタイミングが合わず、ついに単独で行ってきました。
 
 新疆ウィグル自治区に居住するウィグル族の料理を出してくれます。店名のムカームというのは、声楽と器楽と舞踏が一体となった組曲のパフォーマンスのことで、2005年には世界無形文化遺産に登録されたらしいです。
 
 ウィグル料理と言えば、やはりトルコ料理とのつながりが深く、共通点もあるんですが、一番の違いといえば、トルコ料理と違って魚貝類の料理がないことでしょう。肉料理は羊肉を使ったものが有名ですが、他に鶏肉などもよく使うようです。
 
 先ずはビールをオーダーしたんですが、今回はトルコのエフェスです。ピルスナータイプなんですが、独特の香があります。




 ウィグル料理と言えば、まず食べるべきなのがこのカワップ(200円/本)です。日本に馴染みのある言葉で言うとカバブですが、羊肉の串焼きです。画像では分からないと思いますが、60cmくらいはある長い串に刺して出されます。唐辛子、胡椒、クミンなどの複雑なスパイスの味わいがあります。



 
 こちらは、ケイマ・カワップ(380円/本)。羊肉をミンチにしたものです。ケイマをミンストと読み替えるかあるいはキーマと読み替えると分かりやすいと思います。個人的には、ミンチ肉にしない方が好きです。



 
 今日の目的は羊肉を食べることなので、鶏肉料理とか野菜料理とかには目もくれませんでした。で、炒め物としてはラム肉と長ネギの炒め物(1,450円)をオーダー。独特のスパイスの味はあるんですが、それよりも、少し塩辛く感じます。昼夜の温度差の激しい地域ですから、スパイスや塩分で身体を温める必要があるのかもしれません。華椒も使われているんですが、挽かずにまるのままは行っているので、時たまスパイス爆弾が炸裂します。



 
 限定メニューとして別リーフレットに載せられていた料理から、羊のキドニーの炒め物をオーダーしてみました。キドニーというのは焼肉用語でいうとマメ、一般的二は腎臓です。腎臓は尿を漉し分ける機能を持っていますので、毛細血管が入り組んでいたり、尿線があったりで、きちんとした処理をしないとかなり臭いがきつくなる部位です。以下に羊肉を食べ慣れているからといっても、腎臓を食べるのは初めてなので、それなりに覚悟はしたんですが、全然気にならなかったです。それよりは塩辛さが気になりました。なので、大量に水分補給したりしました。



 
 今回はやらなかったんですが、シーシャ(水タバコ)も楽しめるようですし、舞踊などのライブもあるようです。
 

(店  名) ムカーム
(ジャンル) ウィグル料理
(所 在 地) 大阪市中央区道頓堀2-2-8
(電  話) 050-5868-1015(予約専用)、06-6211-8288(問合専用)
(営業時間) 11:30-14:30(土日祝)、17:30-23:30(月~日)
(定 休 日) 不定休
(席  数) 74席(カウンター8、テーブル64)
(ウ ェ ブ) http://muqam.pepper.jp/
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スノーライオン(チベット料理/新町)

2014年08月23日 22時52分15秒 | エスニック
 大阪にチベット料理専門店が出来たらしいという話を聞いたので、羊肉好きのメンソールは早速言ってみました。




 まずはビールを飲みながら、メニューを徹底的に三回くらい舐め回したあとでやっぱりモモをオーダーしました。チベットの餃子と言われていますが、餃子と言うよりは小籠包に近いと思った方が良いでしょう。モモは他にも野菜と春雨とチーズの入ったベジタブル・モモ、焼いて調理するコテ・モモ、スープ・モモなどもあったりします。次回は、モモだけ食べに行ってもいいかなと思うくらいです。羊肉で作ったマトン・モモもあったりしたんですが、これは前日までに予約が必要だと言うことで諦めました。
 
 メンソールは、餃子のメインは皮だと思っているので、皮がある程度厚みがあって、もちもち感がないと楽しくないという理由で、焼き餃子はあまり好きではないです。モモでも小籠包でも、皮の厚み、もちもち感、小麦の味が感じられるので、普段は麺も餃子もお好み焼きも食べないんですが、モモは食べるわけです。




 続いては、ルクシャグマ(1,480円)です。羊肉(マトン)と野菜のピリ辛炒めで、この店でないと食べられないらしいです。ピリ辛料理にはメニューに唐辛子マークがついているのですぐに分かりますし、辛みの調整もしてもらえるようです。メンソールは羊肉が好きなので、気にならないんですが、羊肉が苦手な人は気になるかもしれません。あと、マトンなので、歯ごたえがあります。



 
 もともと、炭水化物は食べないんですが、炒め物ばかり食べていても仕方ないので、テントゥック(800円)をオーダーしました。平打ち麺に肉と野菜をたっぷり入れたスープです。話は変わるんですが、メンソールはラーメンなどの麺類の主役も麺だと思ってます。なので、麺の歯ごたえがしっかりあって、麦の味がしっかり主張してくるようなものが好きなんですが、この平打ち麺はその両方をしっかりと満たしてくれています。スープは、最初の一口は醤油味かなと思ったんですが、少し後に酸味が追いかけてきます。爽やかな酸味というわけではなくて、酸辣湯のような感覚だと思うんですが、これはこの料理だけで完結しているというか、野菜も十分に取れるし肉もしっかりと入っているし、これに加えて炒飯が食べたくなるということはないです。




 デザート系もいろいろと食べてみたかったので、ヨーグルトです。ブルーベリーソースがかけられています。ヨーグルト自体は、濃厚というか粘度が若干ですがある感じ。特に加糖しているわけではなさそうで、プレーンな味わいになってます。



 
 最後が、チベット料理店に来たらこれをオーダーしないわけにはいかないというバター茶です。茶に、塩とバターと牛乳が入っていますが、ひょっとすると現地では羊の乳を使うのかもしれません。かなり独特の味がするので、苦手な人にはダメかもしれません。濃い昆布茶に牛乳を入れたような味がします。ただ、飲み進んでいくと、クセになるというかやみつきになるというか、これはこれでいい味なんじゃないだろうかと思えてくるところが不思議だったりします。



 
 酒類のメニューがあるんですが、チベット料理にはどの酒が合うんだろうと試行錯誤したかったりしました。ビール以外には合う酒は思いつかなかったんですが、ワインってどうなんでしょうね。醤油系の調味料とはケンカしそうな気がするんですけど…。
 
 

(店  名) スノーライオン(SNOW LION)
(ジャンル) チベット料理
(所 在 地) 大阪市西区新町1-14-2 森町中央ビル二階
(電  話) 06-6585-9592
(営業時間) 11:30-14:30、17:30-23:00
(定 休 日) 月曜日
(席  数) 50席(カウンター5席)
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ラ・コッコ(2)(メキシカン&ワインバル/新町)

2014年01月25日 10時09分24秒 | エスニック
 ラ・コッコには二度目の訪問です。

 前回、メニューを見て食べたかったものを、数人程度のグループで訪問してオーダーしました。

 まずは前菜七種盛り(1,280円)。メンソールにしては、かなり引いた画像になってますが、それは皿がでかいからです。これだけで十分に満腹してしまいそうです。




 こちらが、ロティサリーチキンの贅沢盛り(2,480円)です。これでもチキンはハーフサイズです。男性なら2人くらいで食べるという店の人の話でしたが、今回は3人がかりで平らげました。メンソールの好みで、ハラペーニョは追加してます。






(参考)
ラ・コッコ(メキシカン&ワインバル/新町)
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ラ・コッコ(メキシカン&ワインバル/新町)

2014年01月22日 10時34分52秒 | エスニック
 夕食を何にするか考えていたら、久々にメキシコ料理が食べたくなったりしたので、行ってきました。
 
 メキシコ料理を出す店って、昔はあちらこちらにあったような気がするんですが、最近はスペイン料理の店に押されているのか、余り話題に上らないような気がしないではありません。そんな中で、会えてメキシカン&ワインバルを標榜している『ラ・コッコ』へ。

 まずはビールを飲みながらピクルス。




 こちらの名物は、店の前のスケルトン・オーブンでも焼かれている麓鶏のロティサリーチキンなので、これを外す訳にはいきません。調理には若干の時間がかかると思われるので、前菜的なものをオーダーしておくのが吉なんですが、鶏半羽分というそれなりのボリュームがあるので、出来るだけボリュームを抑えたいというか、腹にたまる炭水化物系を消し込んでいって残ったのが牡蠣と香菜のアヒージョ。



 
 単に、珍しい取り合わせだと思ってオーダーしただけなんですが、塩加減がいい感じで、こんな感じで牡蠣を食べるのもありかなと思ったりはしました。ただし、熱いので、舌とかを火傷しないように十分に注意しましょう。
 
 さて、本命のロティサリーチキン(Rotisserie Chicken)です。単品でオーダーしていくのも良いんですが、こちらはお得なトッピングセットをオーダー。一人で食べきれるかどうかを確認したところ、お一人様用のセットがあるとのことだったのでそちらをオーダーしました。



 
 キャベツ、サルサソース、トマト、ハラペーニョ、チーズ、ベーコンなどとセットになっています。トルティーヤは別料金です。チキンの追加も可能ですし、トッピング系もワカモレ、タルタルソース、アボカド、パクチーなども用意されています。メンソールは、個人的好みでパクチー(香菜)とハラペーニョは追加しました。
 
 
 タパスも多数用意されているので、軽く食事をするのも良さそうですし、ある程度の人数でロティサリーチキンの贅沢盛り(2,480円)をシェアする物言い感じではないかと…。もちろん、宴会やパーティなどにも使いやすそうです。
 
 

(店  名) ラ・コッコ
(ジャンル) メキシコ料理
(所 在 地) 大阪市西区新町1-8-8 ディアコート新町一階
(電  話) 050-5869-5972(予約専用番号)、06-4390-5588(お問い合わせ専用)
(営業時間) 17:00-26:00(~木)、17:00-28:00(金土日、祝前)
(定 休 日) 無休



(参考)
ラ・コッコ(2)(メキシカン&ワインバル/新町)
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ねぱりこちゅろ(ネパール料理/大国町)

2013年11月09日 15時33分23秒 | エスニック
 2013年7月1日にグランド・オープニングしたネパール料理店があると教えてもらったので行ってきました。カレーを含めてエスニック料理は大好きなので…。エスニック料理が好きな娘も好きなんですが、なかなか相思相愛には至らないところが難しいところです。
 
 場所は大国町です。2番出口を出て3~5分歩けばたどり着けます。元々は蕎麦屋だったようです。ネパール&インド料理店のオアシスカフェの系列店らしいんですが、こちらはネパール料理専門なんでしょうか?。ちなみに店名の『ねぱりこちゅろ』はネパールの台所という意味だそうです。

 まずは生ビールをオーダーして、パパドをパリパリやりながらいろいろ考えるんですけど、メニューが多すぎてなかなか考えがまとまりません。




 あれもこれも食べたかったりはするんですけど、初訪問でどんなボリュームか分からないこともあって、ダルバード(定食)をオーダーしました。ダルは豆、バードがライスです。カレー二種類(一種類はダル、もう一種類はセレクト可能)、炒め野菜、アチャールが二種類(アルコ・アチャール(ジャガイモのアチャール)とミックス・アチャール)がついて1,800円です。メンソールはマトンカレーにしました。辛さも四段階から選べるとのことだったので、激辛でお願いしました。




 メンソールはもちろん、手づかみでいただきましたけど、予想したほどは辛くないです。プレートに乗せられているものを、好みで混ぜながら食べるのが美味しいんですが、なかなか日本人は手づかみに抵抗があるようです。ライスとおかずを交互に食べるというクセが付いていると、全部混ぜてから食べるのは難しいみたいです。
 
 インド料理は南の方が辛くて、北へ行くほど辛さが控えめになるという話は聞いたことがありますし、あとで聞いたことですが、ネパールのカレーは油やスパイスが控えめになって素朴な味わいになるそうです。メンソールがオーダーした激辛でも、普通に食べられると思います。メンソールは、基本的には米料理は食べないので、頂かなかったんですが、ライスはお代わりが出来るようです。

 はっきり言って、ダルが素晴らしいです。オーダーしたときは、単なる豆カレーと思ってたんですが、インド料理で出されるダルとは違います。

 はっきりとは覚えていないんですが、一口にカレーと言っても、コルマ(ナッツやレーズンを使ったクリーミーなカレー)、サグ(ほうれん草カレー)、マサラ(トマト&クリームのカレー)、ヴィンダルー(激辛カレー)、カダイ(汁無しカレー)、ネパールカレーなど色々とあります。たとえばチキンだけに狙いを定めて、チキンカレー、チキンコルマ、チキンマサラ、チキンヴィンダルー、チキンカダイという具合に食べ比べたかったりしました。

 もう一品食べてみたかったので、まずビールはエベレストビール。




 で、セクワと呼ばれている串焼き料理。今回は四種盛りをオーダーしました。上から、マトン、ウィンナー、鶏肉、海老です。




 カレーと言えば、南インド料理も北インド料理も、ネパール料理もみんな同じようなものと捉えられてるんだろうとは思うんですが、それぞれに味わいがあります。中華料理と言っても、北京料理と四川料理が趣が違うのと同じです。大阪に、こんなに本格的なネパール料理の店が出来て嬉しいです。池田市にも『亜舎(あしゃ)』というダルバーとがメインの店があるらしいですが…。そちらも攻めなくてはねぇ…。
 

(店  名) ねぱりちゅころ
(ジャンル) ネパール料理
(所 在 地) 大阪市浪速区敷津西2-9-7
(電  話) 06-6636-5131
(営業時間) 11:00-15:00、17:00-22:30
(定 休 日) 第二&第四水曜日
(予  算) 5,000円くらい
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BAGUS(インドネシア料理/中津)

2013年03月22日 10時41分15秒 | エスニック
 メンソールは、エスニック料理が大好きではあるんですが、ここのところ、フレンチ、イタリアン、和食ばかり食べていたような…。カレーは定期的に食べたくなるんですけど、タイ料理、ベトナム料理はなかなか行けていません。エスニック料理を一緒に食べてくれる人が少なかったりもする訳なんですが、それにしても、インドネシア料理は久しぶりです。
 
 今回訪れた店『BAUGS(バーグス)』は、お誘いを頂いたので、10年ぶり近くで訪問しました。いや~、旨かったです。
 
 今回は大人数だったので、おまかせでお願いしていたようです。一品目はガドガド。温野菜の甘辛ピーナッツソースのサラダです。インドネシア料理と言えば、ピーナッツソースですね。




 二品目は揚げ春巻き。スウィート・チリを付けていただく訳なんですが、メンソール的には、スウィートではない方のチリが好きだったりします。




 三品目は、しっかりと聞き取れなかったんですが、オポール・アヤムでしょうか?。鶏肉のココナッツミルク煮込みなんですが、味的には、トムヤクムンにココナッツミルクを加えたような感じ。ちゃんと、こぶみかんの葉も入ってますし…。カーは入ってなかったような…。メンソール的には、好みの味なんですけど、他の方々はこの味付けを辛いと感じるようです。




 続いてはツミス・カングン。空心菜の炒め物です。




 更に続いてはレンダン・パダン。牛肉の煮込みです。なかなかにスパイシーでセクシーです。ちなみにパダンというのはスマトラ島にある都市の名前だそうです。




 ラストはナシゴレン。メンソールの炭水化物嫌いは知ってる人は知ってると思うんですが、このナシゴレンは、一口食べて病みつくになりました。添えられているチリはめっちゃ辛いんですが、メンソール的にはこれくらいが好適です。




 

(店  名) Bagus Indonesian Kitchen(バーグス・インドネシアン・キッチン)
(ジャンル) インドネシア料理
(所 在 地) 大阪市北区中津1-9-11 第二東洋ビルディング二階
(電話番号) 06-6376-5818
(営業時間) 11:00-14:30、17:30-23:00
(定 休 日) 火曜日
(ウ ェ ブ) http://bagus1.web.fc2.com/
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タマダー(屋台タイ料理/南船場)

2012年12月08日 16時49分24秒 | エスニック
 現地の屋台を再現したような店内。ランチタイムはおかず3品までは700円。バイキング形式にして900円という安さ。辛さはやはり控えめではあるんですが、青唐辛子入りのナンプラーもリクエストすると出してくれます。ただナンプラーですので、そのまま使うと塩分が強いので、メンソール的には唐辛子だけを使うのが好みです。

 バイキングの一皿目の内容




 黄カレーと緑カレー




 バイキングの料理棚。



 
 
 夜の一人飯にも最適な店のような…。
 

(店  名) タマダー
(ジャンル) タイ料理
(所 在 地) 大阪市中央区南船場1-12-27
(電話番号) 06-6121-6979
(営業時間) 11:30-14:30、17:30-23:00
(定 休 日) 無休
(ウ ェ ブ) http://www.tum-ma-dah.com/
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星辰(新疆料理/中山手通)

2012年05月15日 21時52分15秒 | エスニック
 神戸に新疆料理の店ができたという話を聞いたので、是非とも行きたいと思っていたんですが、できれば一人ではなくて複数名で行きたいと思って、同行者を募っていたんですが、なかなか神戸まで行ってくれる人はいなくて、こうなったら一人でも行くつもりでいたんですけど、羊肉大好きな人に声をかけてみたところ、二つ返事で行くということでしたので、行ってきました。やはり、いろいろな料理を食べてみたいので…。




 なんと言っても、羊肉串は外すわけにはいきませんので、一番にオーダー。で、それまでの場つなぎということで、姜汁蓮根をオーダー。もちろんトリビー。

 見た目は普通に蓮根の酢漬けなんですけど、後口にしっかりと生姜の味がきいています。生姜といえば、胃液の分泌を促す働きもあり、前菜としては申し分ありません。




 もう一皿はピータンと豆腐の醤油風味。ビールを飲み終えたら紹興酒にスイッチしようと思っていて、紹興酒に合う前菜と言えばピータンと言うことで意見が一致したのでオーダーしたんですが、たれが旨いです。よくある醤油&酢的な味付けではなく、甘みとスパイス風味のある醤油味です。添えられている豆腐は、最初見たときは豆腐干かと思ったんですけど、普通に、ちらり硬い目の豆腐でした。




 羊肉を使った炒め物が二種類くらいあって、どちらをオーダーしようかと悩んでいるときに、辛い料理が平気なら、骨付き鶏肉とジャガイモの甘辛煮がおすすめですということだったので、迷わずにそれをオーダーし、次は何をオーダーしようかとメニューをにらんで悩む至福の時間となるわけです。
 
 まず、羊肉串。何度か食べたことがあるんですけど、羊肉の柔らかさとスパイスの鮮烈さはすごいです。今回は、いろいろな料理を食べるというのが目的でもあったので、2本/人くらいのオーダーにしましたけど、8本/人くらい食べても飽きはこないというか。旨いです。




 続いて、骨付き肉とジャガイモの甘辛煮。辛いものが好きならばという条件付きのおすすめの割には、それほど辛くないと、最初一口食べたときは思ったんですけど、あとからググッと押し込んできます。メンソールは平気なんですけど、同席した結構辛い物好きの友人が咳き込んでましたから、注意した方が良いかもしれません。

 辛さの中に八角(大茴香)の香りと甘みが交錯してきます。新疆は、四川に近いこともあって麻辛が持ち味ではあるんですけど、インドとも近いので、カレーに近い感覚もあります。実際、この料理を食べ終わったあと、残ったソースに白飯をつけて食べたんですが、目をつぶって食べれば、カレーと言われても納得してしまいそうな味わいです。



 
 羊肉の炒め物は、葱爆羊肉。白ネギと羊肉のスパイシー炒め。ここまでの流れから、辛い料理を想像していたんですが、それほどではありません。羊肉も、それほど臭みはないです。なので、羊肉は臭みが苦手だと思っている人でも、問題なく食べられると思います。




 辛い物好きのメンソールとしては、劇辛劇麻と挑発的に書かれている芝海老のスパイシー炒めをオーダー。これも、最初食べたときは、辛くないじゃんと思ってたんですけど、なんと華椒が粉末ではなくて丸ごと入ってるんですね。なので、丸ごとの華椒をかみ砕いてしまうと、華椒の香りが鮮烈に広がり、舌も唇も痺れてしまいます。この感覚がメンソールは好きなので、華椒がしっかりと効いた麻婆豆腐とかも大好きなんですが、華椒が丸ままというのは意表を突かれました。強烈な山椒の痺れを経験したことがないなら、注意しながら、華椒を選り分けながら食べた方が良いと思います。




 締めにもってきたのは楼羊汁麺。ピリ辛トマト風味のウイグル汁ソバだそうです。せっかく新疆料理を食べに来たわけですから、ウイグル汁ソバを食べてみようと言うことになりました。ピリ辛と言うことだったのですが、それほど辛くはありません。トマト風味と言うことですが、それほどトマトがたくさん入っているわけではありません。最初、鶏ガラスープかと思うような香りがあるんですけど、スープを飲むとあとで甲殻類系の香りがあり、クローブ(丁字)の味が駆け抜けます。見た目は濃く色をしているんですけど、それほど濃い味ではないです。




 余裕があったら、新疆豆腐、新疆風の麻婆豆腐を食べてみた簡単ですが、さすがに余裕はありませんでした。聞くところによると、華椒の代わりにクミンをきかせたものらしいです。
 
 最後は王老吉というドリンクがあったのでオーダーしてみました。ジュースの欄にあったので、ジュースかと思ったんですけどハーブティーのようです。甜茶のような甘みがあって、デザートに飲むのが良いんでしょうか?。メンソール一行以外にも、中国人と思われる客がいたんですけど、彼らは食中にこれを飲んでいました。食中でもいけないことはないと思いますが、酒飲みにはきついかもしれません。


 
 
 さて、羊肉好きで、中華料理好き、特に四川料理好きで、かつインド料理が好きと言うことであれば、たぶん、気に入ってリピートしたくなると思いますが、そうしたことでなくても、是非一度、訪問してほしかったりはします。世の中には、まだまだ素敵な料理があると言うことが実感できます。もう少し大人数でいって、全メニューを制覇したかったかったです。
 
 

(店  名) 星辰 曹家新疆野菜館
(ジャンル) 新疆料理
(所 在 地) 神戸市中央区中山手通1-9-4 Gビル二階
(電  話) 078-391-7315
(営業時間) 17:30-26:30
(定 休 日) 不定休
(カ ー ド) 不可
(席  数) テーブル20席
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メー・トンロー(タイ料理/十三)

2012年03月23日 11時47分54秒 | エスニック
 少し遠出をしたこともあって、何となく自炊するのが面倒くさく感じられたので、阪急電車の十三で降りて、飲み屋街を歩いてみました。立ち飲みの沖縄料理店は以前から気になっていたので、そちらを目指したんですが、その手前にあるタイ料理店の看板を見つけてしまったので、そちらに吸い込まれてしまいました。
 
 日本語が通じないと言うことはないだろうとは思ったんですけど、万一の場合でもヤムンセンと(春雨サラダ)とガイ・ヤーン(タイ風焼き鳥)、あとはシンハー(タイビール)くらいの単語を知っていれば何とかなるだろう。ダメな場合でもトニー・ジャーとかジージャ・ヤーニン・ウサミタナンと言っておけば大丈夫だろうと覚悟を決めて入店しました。
 
 入るといきなり、「タイ料理を食べたことがありますか?」と日本語で聞かれたので、とりあえず意思疎通の問題はないと安心して、「ヤムンセン(春雨サラダ)やゲーン・ペッ(赤色のカレー)なんかをよく食べる」と答えました。で、「辛くても大丈夫だ」とも伝えました。
 
 まずはシンハーをオーダーして、豚肉とハーブの激辛炒めをオーダー。一口目はあまり辛く感じないんですが、徐々に辛くなってきます。というか痛くなってきます。スパイスによる辛さというのは、実は味覚ではなくて舌や口内の痛覚が反応しているものを味覚として錯覚しているわけです。最近は激辛のカレー店などではハバネロを使うみたいなんですが、ハバネロとは異なる辛さが感じられて面白かったです。



 
 二皿目はクン・チェー・ナンムラーという料理を勧められたのでオーダーしてみました。いけ車エビの冷製ピリ辛ソースがけと言った料理です。ナンプラーにレモンの絞り汁、プッキリーヌ(唐辛子)、パクチー(香菜)なんかで作ったソースをかける訳なんですが、ナンプラーが苦手な人はまずダメです。ナンプラーに代えて、薄口醤油とダシにすると和風に近づくのでいけると思いますが…。




 三皿目もお勧めのホイトーという料理。これは牡蠣入りの薄焼き卵焼きで、屋台料理だそうです。いか焼きのようでもあるんですが、周辺場パリパリに仕上げられているので、いか焼きとは食感が違います。個人的には、あまり好みの味ではなかったです。



 
 さて、三皿目と四皿目はネム(生ソーセージ)、サイトワ(ソーセージ)にしました。ドリンクの方もビールからメコンに…。ネムはネームという発音する場合もあるみたいですが、元々日本語にない発音を日本語の文字を使って表現すること自体が無理なことで、ここではこの店で使われている表記を使っています。


ネム(生ソーセージ)


サイトワ(ソーセージ)


 メンソールは、ヤムンセンなどをカオニャオ(蒸し餅米)とともに食べるのが好きだったりするんですが、ネムやサイトワのような酒のアテ的な料理も旨いと言うことを再認識させられました。ネムはそれほど珍しい料理ではないんですけど、ナンプラーとか香菜とかが苦手な人が多いので、結局、タイ料理やベトナム料理、ラオス料理、カンボジア料理はメンソールが一人で行くことが多いので、白飯&おかず的なメニュー構成になってしまって、酒のアテ的メニューはなかなか食べる機会がないので、そのおいしさを忘れてしまっていたという感じですね。

 スモールサイズの店で、カウンターのみ12席くらい。キッチンも狭いので、それほどメニューは多くないですけど、本場の味に近いものが食べられるのはうれしい限りです。個人的には、もっとパクチー(香菜)の量を増やしてほしかったりするですけど、入手が難しい、あるいは高いんでしょうか?。ポーションは少なめですがその分、値段の方もリーズナブルです。



(店  名) メー・トンロー
(ジャンル) タイ料理
(所 在 地) 大阪市淀川区十三元今里2-12-25
(電  話) 06-6308-5577
(営業時間) ?
(定 休 日) ?
(カ ー ド) ?
(席  数) カウンター12席
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ニャムニャム食堂(カンボジア料理/阿倍野)

2011年11月19日 23時49分33秒 | エスニック
 大阪市内では珍しいカンボジア料理の店です。カンボジアの正式名称はカンボジア王国。西にはタイ王国、北にはラオス人民民主共和国、東にはベトナム社会主義共和国と国境を接しています。なので、辛い料理のような気がするんですけど、意外なことに優しい料理が多いです。サムローというカンボジアカレーも食べてみたんですけど、甘みのある優しい味です。メンソールは辛い料理が好きなんですけど、このカレーは甘口でも旨かったです。




 また、メンソールは香菜が大好きで、タイ料理を食べるときなどは別皿での追加オーダーをしたりするんですが、カンボジアでは、タイ料理ほど香菜を多く使わないようです。
 メンソールはまずビールをストッカーから取り出す。ビール系はストッカーから勝手に出して良いみたいです。で、パクチーサラダを真っ先ににオーダー。パクチーは香菜ですね。タイ料理などでも出てくるスウィートチリソースのような味のドレッシングがかかってました。




 パクチーサラダを食べながらキーマカレーをオーダー。辛い料理らしかったので…。クローブの香りがしっかりと香り立つカレーなんですけど、スパイスを荒く砕いているだけなので、スパイスの味がしっかり舌の上ではじけてくれます。メンソールが辛いものだと伝えたので、別途ジョロキアパウダーも用意していただきました。が、ジョロキアの粉が手に付いているとは知らず目を触ってしまったので、しばらく涙が止まりませんでしたわ。




 今回は、この二品しか食べられなかったんですけど、他にも食べてみたい料理がたくさんあったので、近いうちにリピートする予定です。ちなみに店主はテルミンと呼ばれているんですけど、日本の方です。
 
 

(店  名) ニャムニャム食堂
(ジャンル) カンボジア料理
(所 在 地) 大阪市阿倍野区阿倍野筋4-12-8 コーポ中道一階
(電  話) 06-6690-0722
(営業時間) 18:00-25:00(月~金)、13:00-29:00(土)
(定 休 日) 日祝
(カ ー ド) 不可
(席  数) テーブル4席、カウンター8席
      
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ネオタイ(タイ料理/高麗橋)

2011年10月01日 21時05分27秒 | エスニック
 メンソールは、東南アジア系のエスニック料理が好きで、タイ料理やベトナム料理なんかは、以前は年に数回は食べに行っていたんですが、ここ数年は、全くといって良いくらいそうした東南アジア系エスニック料理を食べた記憶がないです。最近、北浜あたりにラオス料理の店ができたという情報や、天王寺界隈にベトナム料理の店ができたという情報をキャッチしていたので、機会があれば、そのどちらかにいってみたいと思ったりしていました。ラオス料理については、以前は天王寺の方に店があって、初めて食べた料理が元々激辛料理だったのか、来日したばかりのシェフが、日本人向けにアレンジしていない本場仕様の辛い味付けで供してくれたのかは不明なんですが、口の中が辛いと言うよりは痛いという状態になってしまい、かなり食べるのに苦労しました。
 
 そうしたこともあって、ラオス料理の方により強い興味を持っていたんですけど、出かける前に調べてみたら、土曜日は営業していないことがわかったので、タイ料理にしました。ラオス料理の店とベトナム料理の店に興味を持っていて、ラオス料理店が営業していないのであれば、次善の策としてベトナム料理店に行くのが普通だと思うんですが、東南アジア系エスニック料理という類似点がある以外全く脈略のない店を選んでしまったわけではあります。
 
 とは言いつつも、たとえば勤務地の近くであるとか、よく出向くスポットの界隈にあるのでよく見かけてはいるんだけど、訪れてみたことがないという店は良くあるもので、メンソールにとっても、今回訪れてみたタイ料理店は、メンソールの活動範囲内にあって、でもいく機会が持てないでいた店なので、今回エスニックつながりで行ってきました。
 
 店は、ビルの二階にあるんですけど、一階のところにタイの国旗とともに店名の書かれた行燈が置かれていますので、行き着けないと言うことはないと思います。細い階段を上がったところに店があるんですけど、松屋町通りに面しているので、カウンター席に座ると、窓ガラス越しに松屋町筋を南下する車の流れが見えたりします。しかも、通りの向こうにはガスステーションが見えたりする絶好のロケーションです。
 
 メンソールがタイ料理を食べるときには必ずオーダーするものがあって、それがヤムウンセンです。春雨とシーフードを使ったサラダですね。今回はヤムプラカポンというサーディンとトマトのスパイシーサラダに心を引かれたんですけど、初志貫徹してヤムウンセンにしました。本当に久しぶりに食べた気がするんですけど、やっぱりタイ料理はメンソールの好きな味だと再確認したりしました。




 とは言いつつ、メンソールはスープ系、カレー系の料理が今ひとつ好きではないんですね。それよりは炒め物系、焼き物系の方が好きなので、今回はガイ・カッパオをオーダーしました。鶏肉をニンニクとバジルで炒めた料理です。これに、カオ・ニャオという餅米を合わせて食べるとこれが天国だったりします。ちなみにタイ料理と言えば、カオ・スワイというジャスミン米もあるんですけど、今回は餅米の方にしました。





 最後はデザートなんですけど、カノン・モーケンを選んでみました。タロイモとココナッツ・シュガーを焼き上げたプディングのようなものなんですけど、かなり水分が多くて柔らかいです。これにバニラアイスが添えられています。写真入りのメニューを見ていたときは、それほどとは思わなかったんですけど、出されたときの大きさにちょっとびっくりしたりしました。800円だったんですけど、かなりお得だと思います。





 アクセスはそれほど良くないはずなんですけど、予約席がありましたり、飛び込み客がメンソール以外にも二組あって、結構はやっているようです。予約が必要だと思うんですけど、グリーンカレーコース(2,700円)やタイスキコース(2,400円)などもあるようです。余談ですが、カウンター席に座ってしまうと店内のモニターは見ることができません。


(店  名) ネオ・タイ(Neo Thai)
(ジャンル) タイ料理
(所 在 地) 大阪市中央区高麗橋1-32 天神ビル二階
(電  話) 06-64944-7088
(営業時間) 11:30-13:30(月~金)、17:30~24:00(月~土)
(定 休 日) 日祝
(カ ー ド) 可(Visa、MASTER、JCB、AMEX、Diners
(席  数) テーブル16席
(席  数) カウンター6、テーブル18席(4卓)
(予  算) 4,000円くらい(ヤムウンセン:900円、ガイ・カッパオ:900円、カノン・モーケン:800円)
(ウ ェ ブ) http://www.neo-thai.com/(公式ページ)
      http://ameblo.jp/neothai/(ブログ)
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ALI'S KITCHEN(パキスタン料理/大正)

2010年08月07日 08時40分01秒 | エスニック

お店の外観



 夏はやっぱりカレーとか韓国料理とか四川料理とかベトナム、タイ、ラオス料理とかの辛いカレーですよね。日本は湿度が高いですから、スパイスを使った食事で強制的に発汗させないと、色々な問題が起こったりします。最近では、発汗すること自体が苦手な人が多いようなんですけど、まずは食事療法からと言うことで…。
 
 メンソールはカレーが大好きなんですけど、それが災いして、カレーを売り物にしている店を気軽に訪問できなかったりするわけですね。期待する分、カレーが好きな分、期待が外れた場合の反動が大きいので…。と言った、ネガティブな話はここまでにして置きましょう。
 
 カレーと言えば、インド、パキスタン、スリランカあたりから、タイ、ラオス、インドネシアなどでも幅広く食べられている料理ですね。日本でも人気なんですけど、日本のカレーはいったんイギリスを経由して西洋料理として輸入されたので、エスニック系のカレーとは別物といった感じになってますね。
 
 今回メンソールは、パキスタン料理の店に行ってきました。インドはヒンズー教が信仰されていて、特に南インドでは非常に戒律が厳しかったりするのに対して、パキスタンはイスラム教なので、使える食材の幅が広く、料理のバリエーションも広くなります。メンソールの目的はブレインマサラという、トマトベースの、羊の脳みそを使ったカレーです。以前にも脳みそ料理は食べたことがあるので…。羊の脳みそは、美食家である北大路魯山人が「フグの白子に勝るとも劣らぬ」と、言ったとか言わなかったとか…。
 
 ランチメニューもいくつかあったりするんですけど、メンソールは初志貫徹してブレインマサラ(1,300円)をオーダー。カレーは単品ですので、チャパティかライスを別途オーダーします。メンソールはバスマティライスという長粒米のライスをオーダーしましたが、ジャポニカ米のライスも用意されているようですので、お好みで…。エスニックなカレーは、日本のカレーとは異なり、ルーがさらさらなので、ジャポニカ米のような水分を多く含んだ米と合わせると、米がフニャフニャになってしまうので、メンソールとしては長粒米(インディカ米)と合わせるのが好みです。最後まで、米粒の感触が楽しめます。
 

バスマティライス。長粒米という細長い、水分の少ないパサパサした感じのご飯です。


 
 ブレインマサラをオーダーすると、辛さをどうするか聞かれたので、思い切り辛くと伝え、パクチーは大丈夫かときかれたので、大丈夫だと答えました。カレーが出て来るまでの間、メニューを見ていたのですが、カレー、ライス、チャパティやパパドゥ等、70種類くらい。中には、祭の時にしか作らないハリームなど、限定メニューもいくつかあって、何度も通いたい店です。とりあえず次回は複数で行って、カレー以外にもアチャール(マンゴーのスパイシーピクルス)、ライタ(スパイス入りヨーグルト)とか、もちろんチキンティッカとかシークカバブなども食べてみたいです。


ブレインマサラ(羊の脳みそカレー)。トマトベースでセクシーな味わいでした。



 さて、ブレインマサラなんですけど、一口目はしっかりとトマトの味がします。辛さの方は、メンソールにとってはごく普通の辛さでした。店主からは「強いねぇ」と言われましたが…。羊脳みそは、言われなければ脳みそとは判らないというか、脳みそを食べたことがある人はそういないとは思うんで、脳みそを食べているという意識さえなければ、初めての人でも違和感なく食べられると思います。
 
 作り置きはしないそうなので、オーダーしてからサーブされるまでには若干の時間がかかります。ゆっくり待ちましょう。コースメニューも用意されているんですけど、メンソールとしては、店主と相談しながらカレーを決めて、パンかライスを決めてサイドを決めてと言った過程を楽しんだ方が良いと思います。で、次回食べるカレーを心に決めてから帰るのがよいかと…。ライスは若干多い目なので、食欲健啖でなければ少ない目と伝えた方が良いかもしれません。
 

(店  名) ALI'S KITCHEN(アリーズ・キッチン)
(ジャンル) パキスタン料理
(所 在 地) 大阪市大正区三軒家西1-25-10
(電  話) 06-6553-2292
(営業時間) 11:00-15:00、17:00-23:00
(定 休 日) 月曜日
(席  数) テーブル22席
(予  算) ディナータイムで3,000~4,000円くらい。
      ビーフマサラ(ビーフカレー) 1,200円
      チキンマサラ(チキンカレー) 1,000円
      ロティ            250円
      バスマティライス(長粒米)   300円
      ディナーコース       2,000~4,000円
(ウ ェ ブ) http://www.aliskitchen.jp/index.html
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ティップ・サイアム(堂山)

2009年05月05日 12時45分26秒 | エスニック
 タイ料理好きのメンソールが行けてなかった店。地下一階にあるというのがちょいと入りにくいと言うのはあったけど、場所的にもなかなか足を向けないところと言うのもあった。
 
 二年くらい前だったか、「ええで」と言うことだけは聞かされていて、気にはなってたんだけど…。で、この日、甲東園へミャンマー料理を食べに行ったらなんと休業してた。無休とか書いてあったような気がしたが…。
 
 で、梅田に帰る電車の中で、梅田界隈にあるタイ料理店を思い出してみる。西梅田に『タイランド・キッチン』があったことも思い出したけど、前から気になっていた『ティップ・サイアム』の方にした。
 
 まずは、シンハー・ビールを飲みながら、辛い料理が食べたいと告げてみる。やっぱりのヤムンセンが返ってきたけど、タンパク質が食べたかったので、ヤム・ヌアにした。牛肉の辛いサラダね。最初食べたときは、それほどではなかったんだけど、食べ終わる頃には口の中が火事になった。次が炒め物だったので、ゆっくりしか食べれなかった。それなりに楽しかったが…。ご飯はどうすると聞かれたので、カーオ・ニャオ(蒸した餅米)をオーダーした。蒸籠に入って出てくるかと思ったんだけど、普通のライス皿で出された。これは手づかみで俵状のおにぎりを作り、スープに浸したりソースをつけて食べたりする。
 
 辛い料理が食べたいと行ったので、イーサーン料理を勧められたりしたんだけど、次回にすることにした。イーサーンはタイの東北部のことで、他の地域に比べて辛い料理が特徴になってる。メンソールは食べたことはないけど、昆虫なども料理するらしい。
 
 
 もう少し大きな店だと思ったんだけど、テーブル16席のみ。週末は2時間の制限がついたりすると言うことは、流行の店なんだろう。今回はあえてソムタム(青パパイヤのサラダ)を外したんだけど、4人くらいで行く機会があったらソムタムはオーダーしてみたいかもしれん。あとはイーサーン料理ね。
 
 

(店  名) ティップ・サイアム
(ジャンル) タイ料理店
(所 在 地) 大阪市北区堂山町8-21 石本ビル地下一階
(電  話) 06-6366-5112
(営業時間) 17:00-24:00
(定 休 日) 火曜日(予約があれば営業)
(カ ー ド) 不可
(席  数) テーブル16席
(予  算) 2,000円くらい。
      トム・ヤム・クン1,500円
      コース料理2,500円から

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ゴルカバザール(ネパール料理/上六)

2007年07月28日 00時38分07秒 | エスニック
 平井堅に似たマスターがいると評判の店。メンソールは、羊肉が好きなので、羊肉を食べに行った。カウンター飲みの店で、以前は立ち飲みバーだったらしい。

 ビールを飲みながら、メニューを見てるとモモがあったので、速攻オーダー。モモと言っても桃ではなくてモンゴル風の餃子。それからアチャールも見つけたので、こちらも速攻オーダーした。アチャールというのは説明が難しいんだけど、野菜などをスパイスや酢と一緒にマスタードオイルにつけ込んだもの。わかりやすくいうとスパイスを使ったピクルスのようなもの。カレーの付け合わせとして使うことが多いらしいですけど、メンソールはこれをアテにしてビールを飲むのが好きだったりする。

 軽く飲んで食べてで2,000くらい。早い時間はハッピーアワーになってて、わいコインプレートがある。これはサラダ、アチャール、モモ、チキン、マトン・シェクワなどを盛り合わせにしたものでかなりお徳。


(店  名) ゴルカバザール
(ジャンル) ネパール・バー
(所 在 地) 大阪市中央区高津1-2-16
(電  話) 06-4304-1608
(営業時間) 18:00-26:00
(定 休 日) ?
(ウ ェ ブ) 

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マレーシア・ボレ(インドネシア料理/大淀)

2006年06月17日 23時37分11秒 | エスニック
 かなり前から気にはなっていた店なんだけど、なかなか行けずにいた。半年くらい前、遅い時間(バータイム)に入ったことがあるんだけど、店員の態度が気に入らなかったので、オーダーしたテキーラのソニックを半分くらい残して店を出たことがある。それ以来、行くことはないだろうと思ってたんだけど、ひょんなことからメンソールが主催するのではないオフがあって、その会場がここ『マレーシア・ボレ』だったりした。で、久々の再突入はディナータイムということに…。

 メンソールが主催者ではないということで、ノンアルコール割引の計算とか、会計とか、参加者の送り迎えとか全くしなくて良いので、遠慮なしにズビズバ飲みまくって喰いまくったので、何を食べて何を飲んだかについてははっきり覚えていなかったりする。とりあえずは東南アジア系ビールを一通り全部飲んだ

 フードの方は、メンソールがオーダーを決めたわけではないので、はっきりとは覚えてないんだけど、マレーシア風さつま揚げは旨かった。カンコンバラチャンと呼ばれるマレーシアでは一番人気の空芯菜炒めは上手かった。マレーシア料理といえばサテと呼ばれるマレーシア風の焼き鳥が定番で有名だけど、これのピーナッツソースがめっちゃくちゃセクシーで旨い。こんなに旨いなら、バータイムの店員の態度が悪くたって、もっと早い時期にディナータイムに来ておくべきだった。ものすごく損した気分になったりした。その他、海老のサンバル炒めは旨かったです。ナシゴレンも旨かったです。基本的には、当たりはずれは全くなし、何をオーダーしてもたぶん美味しいと思う。いや、全メニューを制覇したわけではないので…。



(店  名) マレーシア・ボレ
(ジャンル) インドネシア料理
(所 在 地) 大阪市北区大淀南1-4-20
(電  話) 06-6450-1128
(営業時間) 11:30-14:30(ランチ)
      14:30-17:30(カフェ)
      17:30-22:00(ディナー)
      22:00-26:00(バー)
(定 休 日) 
(ウ ェ ブ) http://www.boleh-luna.com/
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