大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

蔵朱(居酒屋/南新町)

2005年11月03日 12時40分35秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 一ヶ月ほど前から、ある曜日に固定でスケジュールが入るようになって、そのほかの曜日のスケジュールもそれに影響されるようになって、日々のスケジューリングが苦しい。この日も、基本的には飲みに行ってはいけない日だったんだけど、旨い日本酒が飲みたかったので、もともとのとスケジュールは無視して、めい子に教えてもらった店に直行。店は、大阪商工会議所の向かいにあって、狭い階段を二階まで昇ったところにある。入り口は正面ではなくて右側。

 メンソールはカウンターに座ると、まずヱビスでトリビー。で、ビールを飲みながらこの日のメニュー構成を考える。メンソールが選んだのは、造り、白金豚とまこもだけのオイスター炒め、大皿の中から海老マヨネーズ和え、生麩と湯葉の野菜あんかけ、焼き枝豆。

 メンソールは、ビールを飲み干しながら、最初の日本酒をどれにするか考える。置かれている日本酒は30種類くらい。すべての日本酒は燗してくれる。分量は、五勺、、七勺半、一合、二号を指定できる。メンソールはすべて五勺で飲み進んだ。最初は『悦凱陣』から。チョコは自分の好みのものを選択できる。で、銚子が運ばれてきた時に、「43℃です」と一言添えてくれる。43℃ということは、人肌燗(40℃)とぬる燗(45℃)の中間くらい。人肌燗だったら36℃くらいじゃないの?、と言う疑問もあると思うけど、銚子からチョコに移して、さらに飲むまでの間に5度くらい温度は下がるんで、飲む時にはちょうど人肌な温度になる。

 次の日本酒は「40℃です」と言っておかれた。水も出してくれたので、アルコール度数40度の酒か?、と思ったんだけど、燗の温度が40℃ということね。ちょっと酔ったか…。

 白金豚はちょっと醤油の味が勝ってるような気がするんだけど、食べ進んでいくと白金豚からにじみ出てくる脂とちょうど良いバランスになる。まこもだけというのは沖縄の野菜だと思うけど、さらに四角豆が添えられている。四角豆と言っても四角い豆ではなくて、サボテンのような感じかな。店主によると、これも沖縄原産の野菜らしいが、現在では四国でも栽培されているらしい。

 次の日本酒の燗は47℃。上燗(50℃)に近い。最後に飲んだ『大手前』だけは、燗の温度を教えてくれなかった。言い忘れたのか、意識的に言わなかったのかは判らないが…。店主によると、『大手前』の温度は難しいらしい。旨い温度がクリティカルなのか、どの温度でも表情を変えながら旨いのかのどちらかなんだろう。焼き枝豆は、茹でた枝豆よりも歯応えがあって、強く噛まないといけない分、うまみのはじけ方が激しいように感じられる。締めは、常陸のエール。


(店  名) 蔵朱(クラッシュ)
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区南新町2-3-1 マスタークィーンビル二階
(電  話) 06-6944-5377
(営業時間) 11:30-14:00、17:00-24:00
(定 休 日) 日祝
(ウ ェ ブ) http://blog.livedoor.jp/crush1106/
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