ここのところ、平野駅(大阪メトロ)周辺に出没することが多くなっているんですが、平野駅のすぐ近くにある本格四川料理の店、『中村屋』に行ってきました。外観です。100人以上収容できる大箱で、二階席もあって宴会も出来るようです。シェフも中国の方のようです。
中華料理は、オーダーしてから出てくるまでが早いので、メインのオーダーがくるまでの酒のアテとして、ピータンをオーダーすることが多いんですが、今回は四川料理ということもあり、スピードメニューも四川系にしてみたいと言うことで、合鴨のごま油和えにしてみました。大阪の南部と言えば鴨なので…。このソースが香辛料でからいと言うよりは、塩辛い感じ。う~ん。
次は、四川風エビチリ(唐辛子炒め)です。ポピュラーな海老のチリソースというのは、オリジナルの四川料理ではなくて、陳健民が広東あたりに立ち寄ったときに考案した料理だと言ったような気とを聞いたことがあります。四川省には海はないですから…。川海老を使うということはあるとは思うんですが…。画像の通りで、チリソースとは異なる見た目です。青唐辛子炒めな感じです。青唐辛子は乾燥赤唐辛子より辛いですし、青椒肉絲も、本来はピーマンを使うのではなくて青唐辛子を使った料理であるというのは聞いたことがあります。で、辛かったです。後から辛さが増幅して襲ってくる感じです。その辺りはよいんですが、やっぱり塩味がきつい感じです。
本格四川麻婆豆腐です。一時期、激辛麻婆豆腐が流行ったことがあって、辣油の中に豆腐が浮かんでいるようなものも見かけたりしましたが、こちらの麻婆豆腐は、それほど赤くなく、むしろ甜麺醤が多い目で若干の甘さを感じるものとなっています。華椒も、たぶん乾燥華椒ではなくて生華椒を使っていると思われ、痺れ具合はそれほどではありません。でも、辛いよりも先に塩辛いが来てしまうのは残念なところです。
(参考)