大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

久実家(総菜系居酒屋/谷町六丁目)

2011年02月07日 10時38分16秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 もう2年以上前に事になると思うんですけど、谷町六丁目にあるオーガニックな居酒屋のようなバーのような店に行ったときのこと、「食べ歩きしてるんでしたら、是非『久実家』に行ってみてください」と言われました。その店を出た直後に『久実家』に出向いてみたんですけど、満席でした。その後、気にかけてはいたんですけど、再訪問までに2年以上かかってしまいました。
 
 前回の様子から、多分、地元で人気の店だろうと言うことは判ったので、メンソールの必殺技、「開店と同時に飛び込む」を使いました。なので、メンソールがこの日の一番客でした。店自体も、それほど大きな看板を出しているわけではなく、隠れ家風で判りにくいんですけど、店内も暖色系の照明を使った温かい雰囲気を醸し出しています。長いカウンターと奥にはテーブル席があります。コンセプトは土間なんじゃないかと思ったりしてしまいました。カウンターには多数の大皿料理が並べられています。
 
 さてメンソールは、最初はビールをオーダー。フードの方はオーダーしなくても、前菜が三皿おかれました。青菜のおひたし、大根スープ、イカのワタを使ったと思われるイカリング焼き。大根スープなんですけど、鶏系のスープが旨味十分で、薄くスライスした大根と良く合っています。イカリング焼きのワタ和えも、濃厚で奥深い味わいがあって、これはビールはスキップして日本酒か焼酎で合わせないとビールが負けてしまうくらいです。



(突き出しの三種盛り。これでも十分に酒が進みます)


 メンソールが次にオーダーしたのは、ベーコンなんですけど、かなり肉厚です。メニューを見ると、意外と酒類が、日本酒系も焼酎系も少なめだったこともあって、ここはベーコンに合わせて芋焼酎のお湯割りをオーダー。グラスでもオーダーできるみたいなんですが、銚子でオーダーすると、銚子と大きめのぐい飲みとお湯入りの水筒が用意されます。ボトルのキープとなると大げさなんですけど、焼酎が一合あればそれなりに楽しめますし、好みの濃度で湯割りが作れますし、店の人の手を煩わせることもないので、一石三丁なんでしょう。



(ベーコン。肉厚ですが、塩分は若干控えめです)


 
 次のオーダーが煮大豆。メニューを見て、カウンターに並んでいる大皿を見て、オーダーしてみたい料理はいろいろとあるんですけど、なんか居心地が悪いんですよね。カウンターの中で料理を作っているお母さんの姿を見ているのは楽しかったりするんですけど、接客応対がなんというか機械的というか、これならカウンターではなくテーブル席で孤独に飲んでる方がまだ気が休まるというか…。常連割合が高くて、一見のメンソールは異分子なのかもしれませんが…。



(煮大豆)


 
 料理は旨いです。手が込んでいます。酒の方はそれほどのラインナップが用意されているわけではなさそうなので、というか酒の方を売り物にしているわけではなさそうです。それだけ、料理の方が自慢であり、自信のあることの裏付けであり現れなんでしょう。
 
 
 
 


(店  名) 久実家(クミヤ)
(ジャンル) 総菜系系居酒屋
(所 在 地) 大阪市中央区谷町6-2-18
(電  話) 06-6762-9318
(営業時間) 17:00-22:00
(定 休 日) 土日
(予  約) ベター

コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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残念賞 (ストレーカー)
2011-04-17 13:56:12
良いお店の雰囲気あります。わたしも何度か行きました。しかし、どうでしょう。毎回、なぜか裏切られます。良さそうなのに、何処か、よそよそしい。あなたのゆうように機械的というんでしょう。とても趣向を凝らした良い感じのお店だけに、とても残念でならない。ざっくばらんに注文することが出来ない雰囲気もマイナスイメージかも。私は医者ですが、このお店もその関係者が多く(そういう建物が近くにある)、それなりに高尚だったりする。それがかえって、周りの下町の風情に合わず、「ひとりよがり」のお店になっているんでしょうね。とても残念!でならないです。
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