最近過密気味の、福島は浄正橋交差点の南西エリアに新しくできたイタリアンの『ラ・カレッタ』へ。もう少し南に行くとメンソールの好きな、彼女しか連れて行かないと決めている『オステリア・ブル』があったりする激戦区ですね。他にも、ワインバーとかフレンチ、イタリアンの店が散在してます。
さて、店は、多分福島区民でも、というよりは地域住民でも迷ってしまうんじゃないだろうかという路地裏にあります。シェフの宮田さんは、『ダル・ポンピエーレ』でシェフを務めた人です。なので、メンソールも『ダル・ポンピエーレ』なイメージを持っていたんですけど、出された料理はかなりワイルドでしたね。
カウンター5席、テーブル10席なんですけど、テーブル席はちょいと狭い目なので、カウンターに座る方が良いような気がします。で、ビールを飲みながらメニューの構成を考える訳なんですが、メインは蝦夷鹿で決まり。他にもシャラン産鴨、愛知産黒毛和牛、子羊、猪などの料理が並んでいました。魚系が一種類と、ボッリートと呼ばれるイタリア風のポトフがありましたが、比率から考えても肉料理が得意なんでしょう。
オーダーを取りに来たマダムに対して、いきなり『蝦夷鹿のロースト』をオーダーしたので、「メニューの上の方が前菜になってます」との説明を受けてしまいました。はい、そのあたりは十分に承知してるんですけど、メンソールはメインを一番最初に決めてから、そのメインの皿に至るまでをどのように盛り上げていくかを考えるので、セコンドが一番に決まり、次にプリモが決まり、最後にアンティパスタが決まるんですね。
前菜の方も、色々と魅力的な料理はあったんですけど、前菜盛り合わせでほぼ確定していたので、パスタの選択に入ります。メンソールはショートパスタが好きなので、コルツェッティも気になったんですけど、この店を紹介してくれた彩ちゃんがアニョロッティが旨いでとも言われてたんですけど、タリアテッレにしました。本来はタリオリーニという、タリアテッレより若干幅の狭いパスタを使うらしいんですけど、特にお願いして、タリアテッレに北海道産の雲丹を使ったアリオリソースを合わせてもらうようにお願いしました。
前菜盛り合わせは、ガラス製のパレットに盛りつけて供してくれるんですけど、旨かったです。特に耳の部分と軟骨も使った、歯ごたえが楽しい豚肉のパテと、牛のアキレス腱のぷりぷりした食感がセクシーでした。
(前菜盛り合わせ)
左上段から、まながつお、豚肉パテ(耳、軟骨入り)、海鮮マリネ
左下段から、牛アキレス腱、ホタテフリッタ
パスタのソースもウニの旨味が炸裂する濃厚なものです、もともとはこれより幅の狭いパスタを使う料理なので、タリアテッレでとお願いした分、パスタに合わせてソースも調整してもらえたんだと思います。ちなみに、ランチでは乾麺も使うらしいのですが、ディナータイムは全て手打ち麺だと言うことです。
(タリアテッレ 北海道産ウニのアーリオオーリオ)
さて最後の蝦夷鹿です。こちらも濃厚で、若干塩味がきつい目の味になっています。イタリアンもフレンチもそうなんですけど、ヨーロッパの国々は岩塩を使う文化がありますし、ワインを飲む文化ですし、若干濃厚と思えるくらいの味付けがもともとだと思うんですけど、日本での減塩ブームで、日本のフレンチやイタリアンって、軽い目のアジの料理を供してくれる店が多くなっちゃいました。
(北海道産エゾ鹿のロースト 柿のモスタルダ添え)
料理とワインのマリアージュという言葉がありますけど、思いっきり簡単に言ってしまうと、料理とワインの減り具合のバランスが取れていることだと思っています。簡単に言いすぎだと言うことは判ってますが、あえて言えば…。フルボディのワインが好きなので、料理の方も塩分きつい目で濃厚な味付けの方が良いわけですね。ライトな味付けの料理だと、料理だけが減っていって、ワインがなかなか減らない。なので、ワイン好きとか飲兵衛とかにとっては、ものすごく嬉しい店ですね。
彩ちゃん(紹介者)は、前菜盛り合わせとメインという、パスタをスキップした構成で、ワインを空けちゃったみたいなんですけど、パスタも濃厚な味付けなので、しっかりとしたワインに十分に対抗できると思います。メンソール的には、次回はショートパスタで行ってみたいですね。コルツェッティとか…。直径5cmくらいの円形のパスタで、表面に模様が刻印されています。イタリアのリグーア地方のパスタらしいんですけど、作るのが面倒くさいらしくて、刻印する木型を作る職人も減ってるみたいで、イタリアでもなかなか食べられないパスタらしいです。
(店 名) ラ・カレッタ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市福島区福島3-11-29
(電 話) 06-6453-2088
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 日祝
(予 約) ベター
(カ ー ド) 不可
(席 数) カウンター5席、テーブル10席
さて、店は、多分福島区民でも、というよりは地域住民でも迷ってしまうんじゃないだろうかという路地裏にあります。シェフの宮田さんは、『ダル・ポンピエーレ』でシェフを務めた人です。なので、メンソールも『ダル・ポンピエーレ』なイメージを持っていたんですけど、出された料理はかなりワイルドでしたね。
カウンター5席、テーブル10席なんですけど、テーブル席はちょいと狭い目なので、カウンターに座る方が良いような気がします。で、ビールを飲みながらメニューの構成を考える訳なんですが、メインは蝦夷鹿で決まり。他にもシャラン産鴨、愛知産黒毛和牛、子羊、猪などの料理が並んでいました。魚系が一種類と、ボッリートと呼ばれるイタリア風のポトフがありましたが、比率から考えても肉料理が得意なんでしょう。
オーダーを取りに来たマダムに対して、いきなり『蝦夷鹿のロースト』をオーダーしたので、「メニューの上の方が前菜になってます」との説明を受けてしまいました。はい、そのあたりは十分に承知してるんですけど、メンソールはメインを一番最初に決めてから、そのメインの皿に至るまでをどのように盛り上げていくかを考えるので、セコンドが一番に決まり、次にプリモが決まり、最後にアンティパスタが決まるんですね。
前菜の方も、色々と魅力的な料理はあったんですけど、前菜盛り合わせでほぼ確定していたので、パスタの選択に入ります。メンソールはショートパスタが好きなので、コルツェッティも気になったんですけど、この店を紹介してくれた彩ちゃんがアニョロッティが旨いでとも言われてたんですけど、タリアテッレにしました。本来はタリオリーニという、タリアテッレより若干幅の狭いパスタを使うらしいんですけど、特にお願いして、タリアテッレに北海道産の雲丹を使ったアリオリソースを合わせてもらうようにお願いしました。
前菜盛り合わせは、ガラス製のパレットに盛りつけて供してくれるんですけど、旨かったです。特に耳の部分と軟骨も使った、歯ごたえが楽しい豚肉のパテと、牛のアキレス腱のぷりぷりした食感がセクシーでした。
(前菜盛り合わせ)
左上段から、まながつお、豚肉パテ(耳、軟骨入り)、海鮮マリネ
左下段から、牛アキレス腱、ホタテフリッタ
パスタのソースもウニの旨味が炸裂する濃厚なものです、もともとはこれより幅の狭いパスタを使う料理なので、タリアテッレでとお願いした分、パスタに合わせてソースも調整してもらえたんだと思います。ちなみに、ランチでは乾麺も使うらしいのですが、ディナータイムは全て手打ち麺だと言うことです。
(タリアテッレ 北海道産ウニのアーリオオーリオ)
さて最後の蝦夷鹿です。こちらも濃厚で、若干塩味がきつい目の味になっています。イタリアンもフレンチもそうなんですけど、ヨーロッパの国々は岩塩を使う文化がありますし、ワインを飲む文化ですし、若干濃厚と思えるくらいの味付けがもともとだと思うんですけど、日本での減塩ブームで、日本のフレンチやイタリアンって、軽い目のアジの料理を供してくれる店が多くなっちゃいました。
(北海道産エゾ鹿のロースト 柿のモスタルダ添え)
料理とワインのマリアージュという言葉がありますけど、思いっきり簡単に言ってしまうと、料理とワインの減り具合のバランスが取れていることだと思っています。簡単に言いすぎだと言うことは判ってますが、あえて言えば…。フルボディのワインが好きなので、料理の方も塩分きつい目で濃厚な味付けの方が良いわけですね。ライトな味付けの料理だと、料理だけが減っていって、ワインがなかなか減らない。なので、ワイン好きとか飲兵衛とかにとっては、ものすごく嬉しい店ですね。
彩ちゃん(紹介者)は、前菜盛り合わせとメインという、パスタをスキップした構成で、ワインを空けちゃったみたいなんですけど、パスタも濃厚な味付けなので、しっかりとしたワインに十分に対抗できると思います。メンソール的には、次回はショートパスタで行ってみたいですね。コルツェッティとか…。直径5cmくらいの円形のパスタで、表面に模様が刻印されています。イタリアのリグーア地方のパスタらしいんですけど、作るのが面倒くさいらしくて、刻印する木型を作る職人も減ってるみたいで、イタリアでもなかなか食べられないパスタらしいです。
(店 名) ラ・カレッタ
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市福島区福島3-11-29
(電 話) 06-6453-2088
(営業時間) 12:00-14:00、18:00-21:30
(定 休 日) 日祝
(予 約) ベター
(カ ー ド) 不可
(席 数) カウンター5席、テーブル10席