グランドオープンしてまだ二ヶ月くらいのワインバー。露天をイメージできる店を目指していたらしく、角地で三面が解放されているリッチは、マスターのイメージに合致したらしい。店内には軽自動車があるのも、店内ではなく店外をイメージできるようにと言う趣向らしい。カウンターが出来たのもごく最近のことだと思う。寒い時期には、ビニールカーテン様のもので囲うけど、暖かくなったらこれは使わないとのこと…。
さて、すでに食事を済ませていたメンソールは、カウンターに立つ。マスターによると、一週間ごとにテーマとする国を変えるらしい。メンソールがいった週のテーマはフランスだったので、ラインナップされているのはフレンチワインばかり。確か、赤がボルドーで四種類、白はブルゴーニュで同じくらいの種類があったと思う。メンソールは赤を飲むつもりだったので白ワインについての説明が右の耳から左の耳に通り抜けたので覚えていない。逆に、通り抜けずに残ったのが、パヴィヨン・ルージュの1997年。第一級格付けを持つ五大シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのセカンドラベル。これがボトル13,920円。グラスでも飲めて1,800円。ををっ、と思いながら、メンソールはとりあえずグリヴィエール1999(600円)をオーダー。続いてプピーユ2002(900円)をオーダーしてみる。
フードの方は、チーズをはじめとしてバゲッド(200円)やチキン&トマト&ブルーチーズのパピヨット(980円)など軽食が中心。メンソールはAOCのカマンベールをオーダーしてみる。カマンベールというと、単に白カビのチーズと思われてるけど、AOC(原産地呼称統制)があるので、シャンパーニュ地方の発泡ワインのみシャンペンを名乗っていいのと同じように、ノルマンディ地方のカマンベール村で作ったもの以外はカマンベールと名乗ってはいけない。もちろん、厳格に伝統的な製法を踏襲しないものは、カマンベール村産であってもカマンベール・ド・ノルマンディとは名乗れない。
メンソールは最後のオーダー、パヴィヨン・ルージュをオーダーする。昨日抜栓したものと未開封のものがあるが、どちらがいいか聞かれる。ををっ、罪なマダムだ。それを聞かされたメンソールが、二種類、つまり二杯をオーダーしないはずがなかろう。今日抜栓したものは、上立ち香が華やかだ。花の香りがして、軽くジャムの香りがして、ちらり鞣し革の香りがする。口に含むと、若干酸味が強くてバランスが悪いような気がする。対して、昨日抜栓のものは、香りはおとなしく控えめ。酸味が消えてバランスが良くなっている。もう少し手のひらで転がしたら、もっと華やかでセクシーになると思う。
メンソールが入店したのが、オープン直後の18:00頃。それから一時間もしないうちに満席になってしまった。パヴィヨン・ルージュも、新しく開栓しても売り尽くせるからということで新しいボトルを空けてくれたんだけど、それがよくわかる。
実は、マスターはソムリエの資格を持っているわけではなくて、趣味が高じて店を出すようになったらしい。なので、メンソールがグラスを傾けて、色を確認し、くるくる回して香りを確認し、レトロオルフェクションをかましたりしていると、かなりのエキスパートだと勘違いされてしまった。いやー、知ったかぶりが得意なだけですって…、と言ったけど信じてもらえなかった。
(店 名) luv wine
(ジャンル) ワインバー
(所 在 地) 大阪市北区池田町5-8
(電 話) 06-6881-1707
(営業時間) 18:00-24:00
(定 休 日) 日曜日
(ウ ェ ブ) http://lovewine.info/
さて、すでに食事を済ませていたメンソールは、カウンターに立つ。マスターによると、一週間ごとにテーマとする国を変えるらしい。メンソールがいった週のテーマはフランスだったので、ラインナップされているのはフレンチワインばかり。確か、赤がボルドーで四種類、白はブルゴーニュで同じくらいの種類があったと思う。メンソールは赤を飲むつもりだったので白ワインについての説明が右の耳から左の耳に通り抜けたので覚えていない。逆に、通り抜けずに残ったのが、パヴィヨン・ルージュの1997年。第一級格付けを持つ五大シャトーの一つ、シャトー・マルゴーのセカンドラベル。これがボトル13,920円。グラスでも飲めて1,800円。ををっ、と思いながら、メンソールはとりあえずグリヴィエール1999(600円)をオーダー。続いてプピーユ2002(900円)をオーダーしてみる。
フードの方は、チーズをはじめとしてバゲッド(200円)やチキン&トマト&ブルーチーズのパピヨット(980円)など軽食が中心。メンソールはAOCのカマンベールをオーダーしてみる。カマンベールというと、単に白カビのチーズと思われてるけど、AOC(原産地呼称統制)があるので、シャンパーニュ地方の発泡ワインのみシャンペンを名乗っていいのと同じように、ノルマンディ地方のカマンベール村で作ったもの以外はカマンベールと名乗ってはいけない。もちろん、厳格に伝統的な製法を踏襲しないものは、カマンベール村産であってもカマンベール・ド・ノルマンディとは名乗れない。
メンソールは最後のオーダー、パヴィヨン・ルージュをオーダーする。昨日抜栓したものと未開封のものがあるが、どちらがいいか聞かれる。ををっ、罪なマダムだ。それを聞かされたメンソールが、二種類、つまり二杯をオーダーしないはずがなかろう。今日抜栓したものは、上立ち香が華やかだ。花の香りがして、軽くジャムの香りがして、ちらり鞣し革の香りがする。口に含むと、若干酸味が強くてバランスが悪いような気がする。対して、昨日抜栓のものは、香りはおとなしく控えめ。酸味が消えてバランスが良くなっている。もう少し手のひらで転がしたら、もっと華やかでセクシーになると思う。
メンソールが入店したのが、オープン直後の18:00頃。それから一時間もしないうちに満席になってしまった。パヴィヨン・ルージュも、新しく開栓しても売り尽くせるからということで新しいボトルを空けてくれたんだけど、それがよくわかる。
実は、マスターはソムリエの資格を持っているわけではなくて、趣味が高じて店を出すようになったらしい。なので、メンソールがグラスを傾けて、色を確認し、くるくる回して香りを確認し、レトロオルフェクションをかましたりしていると、かなりのエキスパートだと勘違いされてしまった。いやー、知ったかぶりが得意なだけですって…、と言ったけど信じてもらえなかった。
(店 名) luv wine
(ジャンル) ワインバー
(所 在 地) 大阪市北区池田町5-8
(電 話) 06-6881-1707
(営業時間) 18:00-24:00
(定 休 日) 日曜日
(ウ ェ ブ) http://lovewine.info/