風のように

ゆらり 気ままに 過ごすとき
頭の中は妄想がいっぱい
錯覚の中で生きるのが楽しみ

夫のあれこれ

2024-12-11 12:43:23 | こころ
娘が高校の修学旅行中の出来事
その頃の夫は闘病中でもあり

仕事は休んだりが多かった
その日も私は仕事で家にいた

修学旅行を終えてすぐの事
娘の学校から呼び出しがあったから

娘が呼び出しの理由を私に告げた
で親子共々叱られて娘は謹慎

修学旅行中のホテルで
娘はベランダの蛍になったのを

運悪く庭の向こうの教師に見つかって
翌日の朝に担任から電話が鳴った

留守の夫が電話に出た
普通なら迎えに来てもらうのですが…

で電話は娘に変わったそうだ
そこで夫は

起こしてしまったことは仕方がない
せっかくの修学旅行や楽しんで来い

と言ったそうで
私はその事を夫から聞くことはなかった

娘は私より夫が怖いはずその夫の言葉で
娘はどれだけホッとし反省しただろう

私が先生からの電話を取っていたら
想像するだけでどうなっていたことか

この子が中学高校生となって以来
まあどれだけ呼び出されたことか

高校の最初の呼び出しで私の顔を見た途端
「なんだ普通のお母さんやん」

まあ普通までも行かない目の
いたってシンプル質素ななりふり

先生の想像と180度違っていたのだろう
以来何度か校長室まで伺った

それこそ天と地ほど違う夫の感性に
娘達は育てられてきた








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幸せと感動と

2024-12-11 06:41:30 | こころ
各々の速さの如く秋紅葉


幸せも感動も認知症も人各々
最近の芸能人の訃報を知るともうそこに

我が世代にひたひたと近づくを知る
紅葉を見ても美術品を見ても

なぜか感動が薄い
それとこれ(老いと感動)が関係する?

それはない
関係するのは幸福感と感動

今何を食べてもイヤいやいや
かにフェアーの蟹ではなくぜんざいにホッとした

ああ少し
心がやつれているのだキッと

なんでもないことにモヤモヤあれこれ
思案しすぎ

何の策も助言も愚痴さえもまともに
聞いてくれなかった夫の

この世の事はこの世で解決すると言った
夫は私にとってぜんざいだったのか

闘病中の夫と暮らした時間に
小さなたくさんの幸せと感動をもらった

他人様からみれば
大変でしかないことと思うけれど

夫の心の大きさを知る
大きな機会だった






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