宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

グラウンドカバープランツで,けい畔除草の労力軽減を図ろう

2010年09月16日 13時57分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成19年4月1日に集落ぐるみ型で設立された大崎市の西荒井上営農組合は,構成員30戸,水田面積44.77ha,水稲と転作大豆で集落営農に積極的に取り組んでいます。高齢化にともない,水田けい畔や水路法面の除草への負担が増大しつつあるため,対策としてグラウンドカバープランツを試験的に導入しました。草種は古川農業試験場で実績のあるティフブレアを選定。平成22年6月22日の定植後,高温で日照時間の多い天候が続き,暖地型牧草であるティフブレアの生育に適していましたので,8月下旬には法面の全面を覆い,草刈りの労働力が大幅に軽減され,生産者も大満足の結果となりました。来年以降,順次,他の水田のけい畔にもティフブレアを広げていく計画です。
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910

9月10日 法面の全面が被覆

6月22日 定植時

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