宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙南地域農業経営セミナーを開催

2011年02月02日 13時39分26秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
  大河原農業改良普及センターと仙南地域認定農業者ネットワークの共催で平成23年1月18日に仙南地域農業経営セミナーを開催しました。
  今回の研修会は認定農業者の資質向上を目的に開催し,管内認定農業者,関係機関の55名が参加し,講師の有限会社登米ライスサービス企画室長兼営業課長の伊藤成一郎氏と東北農政局生産経営流通部長の藤村博志氏から御講演いただきました。 
  伊藤氏からは「六次産業化に向けた取組みについて」と題し,登米ライスサービスのこれまでの取組みの中から,従業員が増える中での組織体制の整備や,一次産業・三次産業の取組みに加工(二次産業)を取り入れた六次産業の取組状況についてお話いただき,参加者からは販売先の獲得方法や雇用などについて質問がでるなど熱心な意見交換もなされました。
  藤村氏からは「戸別所得補償制度を中心とした農業施策について」と題し,平成23年度から本格実施となる戸別所得補償制度と農山漁村の六次産業化に関する対策についてお話いただき,参加者は興味深く聞いていました。
  普及センターでは2月も農業経営セミナーを開催します。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 
       TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

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地域循環型農業推進研修会を開催

2011年02月02日 13時23分24秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 大崎農業改良普及センターは,加美町,加美よつば農業協同組合と共催で,平成23年1月24日(月)に,地域循環型農業推進研修会(出席49名)を開催しました。
 加美町では,農産物の販路拡大と安定供給並び農業経営の基盤強化を図るため,昨年12月に農産物ブランド化推進会議を設置しました。また,加美町土づくりセンターのたい肥製品「エコ堆(た)くん」の利用を推進し,「環境」に配慮した農産物生産に取り組んでいきます。                            そこで,これから,生産者が目指すべき取り組みと,指導機関が果たすべき役割等について学ぶために研修会を開催しました。
 研修会は,「たい肥」と「ブランド化」の二点についてそれぞれ講師を招きました。「たい肥」では,東北大学大学院農学研究科の中井裕教授から,微生物を活用することで,地域内循環を図り,持続的食料生産を進めていくことを学びました。                                                                                                    「ブランド化」では,宮城大学食産業学部の三石誠司教授により,実際の経営事例について参加者一人一人が考え,発表しながら結論を導き出す手法で講演が行われました。今回は,「JA石見銀山」を例に,何故ブランド化に成功できたのかについて考えました。講演手法には,出席者の大半が初めての体験で戸惑った人もおりましたが,今後の協議の場でこの体験が活かせればと思います。
 最後に,普及センターから,今年度のプロジェクト課題でもある土づくりセンターの運営に係る事例報告(DBFグリセリン利用の発酵促進,たい肥施肥展示ほ)をいたしました。                                                                                           宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班                                                                TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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