大崎農業改良普及センターでは美里農業改良普及センターと共催し,さらにさらに栗原農業改良普及センターとも連携して,県北部の若手花き生産者を対象にセミナーを開催しました。生産者19名,農協職員1名が参加しました。
大崎から栗原地域にかけては,花きの生産者が相互に連携した活動が少なく,特に若手生産者は,研修会や交流の場が少ない現状にありました。20~40代の花き生産者は,27名で、その方々を対象に,経営者としての資質向上と生産者同士の情報交換を目的にセミナーを開催しました。
はじめに,美里町の小野寺拓さんのストックのほ場と大崎市鹿島台の(有)マルセンファーム千葉哲也さんのキクほ場を見学させていただき,その後,参加者に共通課題である害虫防除をテーマに,宮城県農業・園芸総合研究所上席主任研究員の宮田將秀さんにご講義いただきました。
栽培品目が異なることもあり,お互い面識が少ない様子でしたが,セミナー終了後の情報交換会では,活発に意見を交わす姿が見られ,お互いに良い刺激を得ているようで、大変有意義なセミナーとなりました。
今後は,対象者の意向を汲みながらテーマ設定して,継続して開催する予定としています。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910